市内に約500枚あり、長岡の名物にもなっている(株)松田ペットの看板。約50年間に渡って小千谷市在住の近藤忠男さんが行っていた看板制作を、長岡市出身のデザイナー・青柳謹一さんが引き継ぎました。
同社の倉庫で、青柳さんによる看板制作の様子が公開されました。これまでも近藤さんと分担しながら制作してきた青柳さんは「近藤さんの作風を大事にしながら作っていきたい」と話しました。
17日には、同社代表取締役の松田保夫さんらと市長を訪問。平成30年に看板の魅力を深堀りする同人誌を出版し、全国に広めるきっかけを作った新稲ずなさん(ペンネーム)は「松田ペットの看板は現代アート。1枚1枚手書きで、見る人の心に影響を与える、物の見方を変えるパワーがある」と熱く語りました。
人気を受け、Tシャツなどのグッズも展開されています。磯田市長は「ふるさと納税の返礼品にできないか考えていきたい。これからも看板を長岡のアイコンとして発信してほしい」と述べました。
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