市は、女性活躍の推進と多様性の確保を共通の視点に、全庁的にさまざまな取り組みを展開しています。アオーレ長岡で、「多様な人材に選ばれる企業経営」をテーマにシンポジウムを行いました。
第1部では、「はたプラチナ賞」の表彰式を行いました。働き方改革においてロールモデルになる優れた取り組みを行う企業2社が決定。仕事で必要なスキルを身に付ける研修だけでなく私生活の充実を図る金融教育など、社員の成長を多角的にサポートするコンドウ印刷㈱と、人間ドック費用の全額負担や社員同士が健康情報を交換できる場の提供など、社員の健康保持・増進に取り組む㈱サカタ製作所が受賞しました。
磯田市長は「みなさんが社員のために行う取り組みは、新しい人材を引き寄せる力になっていく。受賞企業の取り組みに学びながら、長岡全体の働き方改革を進めていきたい」と述べました。
第2部では、愛知県瀬戸市にある大橋運輸(株)代表取締役社長・鍋嶋洋行さんが講演しました。採用が今後の経営課題になると考え、10年前から女性活躍やダイバーシティ経営、健康経営などの取り組みを行う同社。現在は、大学や高校に求人票を出さずに、7年連続で新卒採用ができているそうです。鍋嶋さんは「ダイバーシティ経営などの取り組みにお金を割き、継続することは会社のアピールポイントになる。大きな資金もかからないので、気軽に取り組んでほしい」と話しました。
ダイバーシティ経営に取り組む市内企業とのトークセッションでは、それぞれの企業の取り組みや考え方に、参加者たちは興味深く聞き入っていました。
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