4月から公立化した長岡造形大学。市民へもっと学校のことを知ってもらうために、「市民のための長岡造形大学オープンキャンパス」を初開催しました。デザイン博覧会や体験教室などに親子連れなど約2,400人が訪れました。
キャンパス内に一歩入ると、学生や卒業生の作品があちらこちらに。色鮮やかなポスターや大手企業の商品デザインなどに思わず目を奪われます。
普段はなかなか見られない授業も見学できました。こちらは1年生のデッサンの授業。線1本1本から徐々に輪郭ができあがり、まるで命が吹き込まれていくようです。
こちらは小国和紙を使ったビン灯りやドライフラワーのリース作りなど本格的なものづくりができる体験教室。朝から長蛇の列ができ、お昼には予約が全て埋まってしまうほどの人気ぶり。
越後長岡応援団でアートディレクターの浅葉克己さんの特別講演も。「一流のシゴト」をテーマに自身が手掛けた「わびさびアート」や世界各国での活躍などを語ってくれました。
ほかにも、自由に座れる椅子の展示や、学長室から工房まで校内を探検できるスタンプ・クイズラリーもありました。
今回、初めて大学を訪れた人も多く「初めて校内に入ったけど、工房にとても良い設備がそろっていて驚いた」「窓が大きくてとても開放的。モデルルームに来てるみたい」との声も。大人から子どもまでデザインに触れて楽しめる1日となりました。(O)
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