岩手県大船渡市の林野火災で消火活動に当たった消防本部の職員が、現地での活動を報告しました。
火災は2月26日に大船渡市内で発生。3月9日に鎮圧が発表されたものの、約2,900ヘクタールが焼失しました。市は、県の緊急消防援助隊として60人を派遣し、2月27日から3月10日まで消火活動やパトロールなどを行いました。
報告会では、隊を代表して4人の消防指令長らが報告。桑原栄二消防指令は「ホースを担ぎながら、急な傾斜を80mほど登って消火活動をした。昼夜を問わず活動する過酷な状況だったが、大船渡市の隊員の『延焼を絶対に食い止めたい』という思いが励みになった」と振り返りました。
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