平成16年(2004年)7月13日の水害で3人が犠牲となった中之島地域で、メモリアルイベントが開催されました。
刈谷田川の堤防が決壊した午後0時52分のサイレンに合わせ、会場の’04(ラブフォー)中之島記念公園に集まった地域住民約40人が黙とうをささげました。
イベントを主催したのは、花植えなどで公園の管理をしている中之島ラブフォー隊。この日に満開になるよう、中之島中央小学校の児童とひまわりの種をまきました。
会長の原田敏さんは「災害が忘れ去られないためにも、地域のみなさんと一緒に地道な活動を続けていきます」。磯田市長は「自然災害が激甚化する昨今、当時の教訓を語り継ぐことの大切さを改めて感じている。災害時にしっかりと情報発信をしていくので、市民のみなさんも命を守る行動を意識してほしい」と語りました。
献花台には市民が花や折り鶴を手向け、災害が起きないようにと祈りを込めていました。
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