「子育て中の女性は忙しいから、責任ある仕事を頼まないほうがよい?」
「管理職や営業職は男性に向いている?」
「高齢者はIT技術に弱い?」
「若者は我慢ができない?」
これらは「アンコンシャス・バイアス(=無意識の思い込み)」の事例で、特定の集団や属性への根拠のない偏った判断や意見です。気付かないうちに、これまでの経験や家族、学校、地域社会などの価値観が刷り込まれ、男女の賃金・雇用格差やハラスメントの原因になるといわれています。
市は、女性が活躍できる環境づくりの一環として、企業向けにアンコンシャス・バイアス解消に向けたセミナーを開催。
オンラインも含め16人が、先進企業の事例紹介や意見交換を通じて、多様な人材を活かす組織づくりを学びました。これまでにコミュニティセンター職員向けも実施し、延べ30人以上が参加しています。
社員の1人が産休・育休から復帰したことをきっかけに参加したという経営者は「自分自身や自社のこれまでの取り組みを振り返るよい機会になりました」と話しました。
まずは自分が持っているアンコンシャス・バイアスを自覚し、お互いの違いを認め、自分の価値観を押し付けずに対話をすることが大切だそうです。
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★内閣府男女共同参画局によるアンコンシャス・バイアスに関する調査研究
★長岡市の女性活躍推進への取り組み
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