災害時の備えを学ぶ講習を、子育ての駅ぐんぐんで開催しました。講師にコック帽をかぶった人型ロボット・Pepperが登場し、食料備蓄や非常持ち出し品の大切さを、参加した親子約60人に伝えました。
講習後、森市長が食物アレルギー対応の「米粉クッキー」を紹介しようと駆け付けました。このクッキーは、中越大震災や東日本大震災の経験から市内の企業やNPO法人などが開発し、市が国の交付金の活用で製造を支援したものです。現在、全国141カ所の保育所などで、おやつとして採用されています。
参加した母親からは「普通のクッキーと味が変わらず、おいしかったです。子どもも喜んで食べていました。アレルギー対応なので安心です」との声が聞かれました。
市は、未就学児や避難行動要支援者など、災害に弱い立場の市民の災害食として、米粉クッキーを含む食物アレルギー対応食品などを備蓄。災害時に誰もが安心できるよう備えていきます。(H)
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