長岡に国漢学校が開校した日にちなんで、6月15日を米百俵デーとしています。毎年、この日に市民の集いを開催し、「米百俵の精神」を受け継ぎ人材育成に貢献した個人や団体に米百俵賞を贈呈しています。
今年の受賞者は、小・中・高校時代を長岡市で過ごした児童文学作家・斎藤惇夫さん。斎藤さんは、子どもたちへの本の読み聞かせや選書の大切さを伝える活動をしています(詳しくは市政だより平成25年12月号、5月号をご覧ください)。
「たくさんの物語や絵本を子どもたちに読み聞かせてください。それが次世代を担う子どもたちを想像力豊かに育むために私たちができることであり、米百俵の精神にもつながります」と語りました。
記念講演会には、サッカー解説者の山本昌邦さんが登場。アテネオリンピック日本代表監督などを歴任した経験から、目標を達成するためのポイントを、一流選手のエピソードを交えながら話しました。
長岡のまちづくりの礎として今も受け継がれる「米百俵の精神」。若い世代へも長岡の誇りとして伝えていきます。(H)
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