長岡市立高等総合支援学校の開校式と入学式を開催しました。総合支援学校の高等部が分離独立したもので、生徒数の増加や多様な教育支援のニーズに対応します。市立の特別支援学校高等部の単独校は、県内では初めての設置です。
開校式で森市長は「多くのみなさんの温かい目と英知が結集したのがこの学校です。子どもたちの未来を支援する学校として、全国のモデルとなることを期待します」とあいさつしました。
生徒代表として、生徒会長の佐藤真子さんが「大きな一歩を踏み出す高等総合支援学校は、今、まさにチャンスの時です。社会の中で自分らしく生きていけるよう、誠実に一生懸命学んでいくことを誓います」と力強く話しました。
高等部ではこれまで、生徒の自立・就労に向けてさまざまな作業学習を行ってきました。本格的な設備で、清掃や食品加工などの実習を行い、働くことへの自信や意欲を育んでいます。生徒が実習で作ったクッキーは、アオーレ長岡内「福祉のカフェりらん」で販売。接客実習も行っています。
高等総合支援学校として、今までの実績を土台に新たなスタートを切りました。さらにきめ細かなサポート体制で、これまで以上に、生活や福祉、就労への支援に力を入れていきます。(H)
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