中越大震災から10年の節目に合わせ東日本大震災の復興を祈念して、アオーレ長岡で「鼓童ハートビート・プロジェクト」を開催しました。
開演のスタートを切るのは、岩手県大槌町の「大槌城山虎舞」や福島県いわき市の「菅波じゃんがら念仏踊り」、岩手県北上市の「岩崎鬼剣舞」の東北の伝統芸能。復興への強い想いを込めて踊りや演奏を披露してくれました。
佐渡を拠点に活動している太鼓芸能集団「鼓童」の力強い演奏が進み、フィナーレはステージに出演者が勢ぞろい。市内の太鼓団体「悠久太鼓長岡光悠会」「山古志太鼓会」「しぶみ太鼓」の子どもたちも登場すると盛り上がりは最高潮に。鼓童のみなさんとの元気いっぱいの演奏に、会場内は大きな拍手と歓声に包まれました。
公演前には、出演した子どもたちと鼓童のみなさんがワークショップで交流。お手本の人と同じリズムで太鼓をたたく“やまびこゲーム”などを交え、演奏を楽しんでいました。
また、ナカドマではお昼に「東北鍋まつり」を開催。福島のけんちん汁、宮城のせり鍋、秋田のきりたんぽ鍋など、東北6県から名物鍋が出店し、公演を見に来たみなさんと相まって、全2,700杯があっという間に完売するほど大盛況でした。(T、O)
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