来年11月22日に開催する「ヴェルディ『レクイエム』長岡演奏会」に向けて、「長岡フェニックス合唱団」発会式をリリックホールで行いました。
団員は公募で集まった15歳から87歳までの252人。本格的な合唱経験がない人も参加しています。これから1年間、東京から招く指導者と一緒に約50回の練習を重ねていきます。
早速、発声練習を開始。「膝を柔らかくして、高い音でも重心は低く。顎は上げないで」など、音域を広げていい声を出すための指導が飛びます。
公演の指揮を務める船橋洋介さんは、楽譜を見ながら歌詞の内容やイタリア語の発音などを解説。「歌えるようになるだけでなく、いかに作品の中身を掘り下げていけるか。みなさんの声を合わせて練り上げていきましょう」と気持ちのこもった話をしました。
1年という練習期間は「体をつくる、声を磨く」という意味では決して長くはないそうです。合唱団のみなさん、本番での最高の舞台を期待しています。(I)
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