「防災推進国民大会2025」の出席などで6日から新潟県を訪れていた天皇・皇后両陛下の長女・愛子さまが、山古志地域を訪問されました。
やまこし震災復興交流館おらたるを視察し、中越大震災での旧山古志村の全村避難や復興の歩みの説明を受けられたほか、被災経験のある山古志住民ガイドのスタッフなどとご懇談。被災時の状況を聞き「その時は大変でしたね」と労いの言葉をかけられました。
到着や出発の際には、集まった住民に笑顔で応えられるなど、温かい交流のひとときとなりました。
中越防災フロンティア理事長の田中仁さんは「震災後に上皇后さまが来られたときと同じように、愛子さまのご訪問も地域の人や復興に尽力してきた人にとって心の支えになると思う」と語りました。訪問を見守った山古志在住の女性は「常ににこやかで品があり、人柄が伝わってきた。お会いできて感激した」と話していました。
この後、長岡駅に見送りに集まった市民に手を振って応え、帰京されました。
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