持続可能な循環型社会の実現に向け、新たなごみ処理システムの中核を担う「中之島信条クリーンセンター」が本格的に稼働を始めました。
ごみの焼却で発生する熱を利用した、高効率の発電システムを導入。発電した電気は施設内で利用し、余った分は電力会社に売電します。また、環境負荷の低減にも配慮し、粗大ごみや燃やさないごみを高純度で資源化。ごみの中に含まれる金属などの希少な資源の回収や再利用を行います。
近年頻発する大規模災害に備え、建物を強じん化。最大3mの浸水を想定した対策を行い、万が一の場合も早期の運転復旧が可能です。一時避難所としても利用でき、食料などの必要物資も備蓄します。
竣工式で磯田市長は「長岡の循環型社会を構築する拠点となるとともに、地域の防災力の向上にも役立つ施設が完成した。市が中心となり、責任を持って安全に運営していきたい」と話しました。
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