市は、農家の労働力不足の軽減や技術継承に向け、最新技術を活用した農業「スマートアグリ」の普及に取り組んでいます。
この取り組みの一つ「水モニタリング事業」の農業者向け説明会を、開催しました。
この事業は、水田や水路などに設置したIoTセンサーで水位や水温などのリアルタイムモニタリングやデータベース化を行い、作業効率や水稲品質の向上、農業被害の軽減などにつなげようとするものです。これまでの実証実験の結果を踏まえ、今年の田植え後、市内全域約600カ所にセンサーを設置します。
説明会に参加した約30人は、センサーの情報が自分のスマートフォンに表示される様子などを確認。簡単に状況を確認でき、ビニールハウスなど水田以外の場所でも使えることに感心していました。農業のデジタル化に興味があるという若手の農業者は「田んぼの見回りの回数が減り、負担の軽減になりそう」と期待を寄せていました。
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