市は3月に、内閣府地方創生推進事務局と東京大学連携研究機構不動産イノベーション研究センター(CREI)と協定を締結しました。日本初となる「イノベーション地区」を目指し、イノベーションが生まれるまちの条件などを探っていくものです。
「イノベーション地区とは何か」を共有するため、NaDeC BASE(ナデックベース)でキックオフシンポジウムを開催。国や市、大学関係者など約30人が参加しました。
イノベーションが起きる条件や長岡のまちの強みなどが話し合われると、
「4大学1高専が集まり、クリエイティブな人材が多いことが大きな強みになります」
― 内閣府地方創生推進事務局長・青木由行さん
「人がつながり、交流し、新しいアイディアが生まれる。デジタル技術の活用で、これまでに出会えなかった人たちともつながれます」
― CREI 機構長・柳川範之さん
「山古志や栃尾地域などさまざまな個性が長岡にはある。歴史や風土を振り返り、若い人の力が加わることが大事です」
― UR都市機構 東日本都市再生本部長・中山靖史さん
「オープンな空間がイノベーションへの意欲を高める。来年オープンするミライエに、子どもたちの学びの場を作っていきたいです」
― 磯田市長 などの意見が出ました。
また、山古志住民会議のデジタルアート(電子住民票)の販売による地域活性化の事例など、長岡で活躍するイノベーターも取り組みを発表しました。
今後、新しい地域活性化モデルの構築へ向けて、長岡が持つ“場の力”を存分に発揮していきます。
☆シンポジウムの様子は市公式YouTubeで
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