昭和20年8月1日の長岡空襲を次世代に伝えようと、長岡戦災資料館で「長岡空襲の体験を聞く会」を開催しました。
語り手を務めたのは小酒井堅介さん(90歳)です。長岡国民学校1年生(13歳)のときに自宅で空襲に遭い、火の海の中を近くの信濃川に逃れた経験をかみしめるように語りました。約40人の参加者を前に「川の土手から見た光景は地獄のようでした。絶対に戦争をしてはいけません」と力強く訴えました。
参加した南中学校2年の中村美森さんは「地獄のようだったという言葉が印象に残りました。以前、他の方も同じように話されていて、誰にとっても言い表せないほど辛いことなんだと改めて感じました」と話しました。
戦災資料館では来月11日にも体験を聞く会を行います。
また、来月19日まで空襲体験画展も開催中。空襲の悲劇を物語る51点の作品をぜひご覧ください。
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