「骨が多い、加工しづらい、調理法がわからない」―。
みなさんは「未利用魚」を知っていますか?
市場価値が低く船上で棄てられてしまう魚です。温暖化の影響で地域で獲れる魚が変化。その数は増え、寺泊ではなんと年間100トンも水揚げされています!
市と寺泊漁業協同組合は、限りある海の資源の有効活用につなげようと、新たな取り組みを始めています。
未利用魚を使った食育イベントをみずほ保育園で開催しました。
園児たちはサイズが小さく市場に出回らない「メギス」を使ったハンバーグを試食したり、18種類の魚を観察したり。
「見た目はちょっと怖いけど、食べたらおいしくてびっくりした」「知らない魚をたくさん見れてよかった」などと興味津々でした。
寺泊漁協の栗田哲也さんは「まずは、廃棄される魚が多い現状を知ってもらい、関心を持ってもらうことが大事です。漁師にとっても収入アップにつながる、メリットばかりの取り組みです」と今後の意気込みを語りました。
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