長岡高専生を中心に昨年11月に起業した「拾壱(じゅういち)・ビッグストーン株式会社」が、川崎町に工場「Tech Launcher(テックランチャー)」をオープンしました。
ベンチャー企業や学生などにものづくりの試作・実験の場としても開放する、オープンイノベーションの拠点です。
同社は市の“学生起業家創出モデル事業”の第1号で、産業ロボットの関節部分などに使われるサイクロイド減速機を主に開発しています。市内企業が建物を貸し、改修や経営などもサポート。市は施設の改装費用を補助しました。
社長の大石克輝さんは「学生たちに機械の使用や材料の調達で苦労を味わわせたくない。良いアイデアを持っている学生は多く、スムーズにカタチにできる環境を作りたかった」と力を込めました。
オープンイベントに出席した磯田市長は「起業したい若者たちにとって、彼らの取り組みはいい刺激になる。長岡はものづくりのまちであり、機械系のベンチャーも応援していきたい」と期待を寄せました。
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