五輪金メダリストの古賀稔彦さん(バルセロナ)と谷本歩実さん(アテネ、北京)、世界柔道東京大会で金メダリストの秋本啓之さんが、市民体育館でジュニア選手たちへのクリニックを開催しました。
3人は午前の部の小学生140人(午後は中高生120人)を相手に、背負い投げや内股、組手などのコツを約2時間にわたり熱血指導。子どもたちも、間近で見る技の奥深さに真剣な表情で取り組んでいました。
古賀さんは「柔道の教えは"精力善用・自他共栄"、やさしい人になりなさいということ。金メダルはすぐに取れないけど、社会に役立てるやさしい人になることで柔道も強くなります」と激励しました。
講習会は、子どもたちの夢の育成と競技力の向上を目指し、市が平成22年度から行っている「トップアスリート招へい事業」。栃 尾東小学校6年生の小黒慶人さんは「技の早さやキレに驚きました。
学んだことを活かして中学生日本一を目指します」と目を輝かせていました。
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