6月4日~6日の3日間、刈谷田川河川敷で今町・中之島大凧合戦を開催しました。両岸から揚げる畳約8畳分の凧が繰り広げる熱戦は大迫力です。
空中で絡め合った凧糸を滑車に通し、糸が切れるまで力いっぱい引き合います。糸が切れた対戦相手の凧を獲得できるため、引く手にも力が入ります。
6日には、中之島中央小学校と今町小学校(見附市)の5年生が手作りの凧を揚げて交流。初めは苦労していた児童たちも、凧組合のみなさんの指導でみるみる上達し、空高く凧を揚げていました。
中之島中学校の1年生は、地絡め(じがらめ)を体験しました。地絡めは、地上で凧糸を絡め、合図と同時に一気に引き合う合戦方法です。両岸に分かれた生徒たちは相手に負けじと、堤防上を元気に走り回っていました。
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中之島支所の担当者Sからのリポートでした。
県の無形民俗文化財に指定された360年以上の歴史を持つ伝統行事が、若い世代にも大切に受け継がれています。(H)
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