中越大震災で被災した古文書や、東日本大震災避難所資料を整理してきた「長岡市資料整理ボランティア」が発足10年を記念し(市政だより10月号P10・11でも紹介しています)、中央図書館で活動報告をしました。
市民や交流のある十日町市古文書整理ボランティアなど約50人を前に、ボランティアのメンバー5人が発表。資料整理の目録作りを通して、古文書を読めた時に感動したこと、襖の下張りから古文書が出てきて驚いたこと、震災の風化を防ぎ、経験・教訓を伝えることにやりがいを感じていることなどを発表しました。
市が保存・公開する被災歴史資料と災害復興資料の総称「長岡市災害復興文庫」(昨年開設し、約3万5千点を備えています)の設立と充実に多大な貢献をしたとして、加藤教育長からボランティアを代表して廣橋利雄さんへ感謝状が贈られました。
今後も残る2万点以上の整理を進めるとともに、郷土の歴史・文化が学べる刊行物を出版したり、長岡震災アーカイブセンターきおくみらいなどと連携して災害の経験・教訓を伝えたりしていきます。(Su)
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