栃尾地域の一之貝集落で活性化に取り組むNPO法人UNE(うね)が、市内第1号となる「どぶろく」の蔵開きをしました。
市は平成25年に長岡米の6次産業化と交流人口の拡大に向け、酒類製造免許の要件を緩和する「どぶろく特区」を取得。障害者や生活困窮者と農業生産に取り組むUNEは準備期間を経て、今年10月に製造免許の交付を受けました。
地域住民や関係者など約40人がお祝いに駆け付け、集落の空き家を活用した製造所の見学や…
どぶろくと地元産食材を使った酒のつまみを楽しみました。
どぶろく「雪中壱乃界」(せっちゅういちのかい)は蒸米で作るもののほか、全国でも珍しいアルファ化した米粉を使用したものも生産。お米を蒸す工程が省けるほか、口当たりが滑らかな仕上がりになるそう。障害者などが栽培した地元産米を原料にしています。1本720mlで2千円。UNE経営の直売所で販売し、年間3千本を目指しています。補助金の活用や会員制度の導入などで販路拡大を目指し、さらなる障害者の就労や中山間地の魅力発信につなげていきます。(Su)
このページの担当