中越大震災から11年を迎えた日、市は小千谷市と共同で「長岡・小千谷『錦鯉発祥の地』活性化推進協議会」を設立しました。
委員は、両市の錦鯉生産者や地域住民代表、JA、観光協会などで構成する18人(会長は森市長)。今後、錦鯉の歴史・文化・社会的価値を高め、将来にわたって子どもたちが誇れるように、錦鯉産業のさらなる振興と、世界農業遺産登録を視野に取り組むなど世界へ向けたプロモーションを展開していきます。
今や錦鯉は世界に誇る「クールジャパン・ブランド」に。春・秋には、山古志などの錦鯉の産地に大勢の外国人バイヤーや愛好家が訪れるほどです。輸出は世界30カ国以上。昨年度の日本の水産品輸出額(観賞魚)は約30億円で大半が新潟県産で、生産高の約8割を輸出しています。(※写真は取材で伺った株式会社錦鯉新潟ダイレクトさん)
また、協議会開催に先立ち、やまこし復興交流館「おらたる」に、錦鯉の展示水槽を設置しました。
横2.2m、高さ1m、奥行き1.4mの大型水槽に色鮮やかな錦鯉8匹が入れられました。おらたるは開館から2年で5万人が訪れる施設。ぜひ、大勢のみなさんに間近で観賞していただきたいと思います。※アオーレ長岡にも11月下旬に大型水槽を設置する予定です(M)
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