平成16年10月23日に発生した中越大震災の当時の惨状を伝える、山古志地域木籠集落の水没家屋。震災から間もなく11年が経ち老朽化が進んでいる2棟の家屋を今後も震災の遺構として残すため、現地確認作業を行いました。
今日確認した建物は高床部分を含めて3階建て。
内部は2階部分の1mほどの高さまで土砂が堆積し、天井や壁の板が落ちていました。庇や屋根瓦は崩れ落ち、降雪前に補修が必要な状況です。
今後、国、県、中越防災安全推進機構と協議をしながら、家屋の保存に向け検討を行っていきます。(T)
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