長岡6大冬まつりの最後を飾る「古志の火まつり」を、山古志種苧原(たねすはら)で開催しました。
雪の中に設置した闘牛場で今年初めての「牛の角突き」や
越後長岡応援団の伊東ゆかりさんによるミニコンサートなどで、会場は大いににぎわいました。
東日本大震災のがれきの受け入れをきっかけに交流が生まれた岩手県大槌町からも大勢のみなさんが参加してくれました。
「向川原虎舞風虎会(むかいがわらとらまいふうこかい)」が伝統芸能の虎舞を披露したほか、
大槌町の高校生15人も火まつりを体験。願いをさいの神に掲げる龍神札(りゅうじんふだ)に書いた言葉は、復興への強い思いを表した「不撓不屈」です。
締めくくりは、高さ25m、直径10mの日本最大級のさいの神の点火式です。山古志と大槌町の新成人7人が「災いを乗り越え、希望の光になるように」と力強く宣言し、たいまつで火を付けました。
点火後には復興祈願の花火が打ち上がり、夜空を彩りました。昇る炎とともに、みんなの願いがきっと天に届いたはず…。
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山古志支所の広報担当者Saからのリポートでした。
大槌町の高校生たちは、この日は山古志の民家に泊まり、翌日はやまこし復興交流館おらたるや養鯉場を見学したり、古志高原スキー場でスノーボードを楽しんだりしたそうです。この2日間は素敵な思い出となったことでしょう。これからも交流をずっと続けてほしいですね。(T)
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