津波による人命被害を最小限に抑えるため、寺泊地域の魚の市場通りで、寺泊海岸通り魚商組合が避難訓練を実施しました。
訓練は、マグニチュード7.8の新潟県南西沖地震が発生し、寺泊地域海岸部に大津波警報が発表され、6.3mの大津波が襲来することを想定して実施。緊急告知FMラジオの緊急放送を合図に、各店舗の従業員が買い物客を避難誘導。近隣の自主防災会など合わせて170人が高台に避難しました。
魚の市場通り周辺には、8カ所に避難案内看板があります。また、昨年度は地域住民が話し合って津波ハザードマップを作成しました。マップ作成後、初めて行った今回の訓練を通して、参加したみなさんは防災意識をさらに高めていたようでした。
◇ ◇
寺泊支所の広報担当者Imからのリポートでした。
津波で大勢の方が犠牲になった東日本大震災から、まもなく4年が経ちます。震災の教訓を忘れず、日頃の備えを十分にし、いざというときに対応できるようにしておきましょう。(T)
このページの担当