最終更新日 2016年4月1日
2012年8月30日
7月から8月にかけて全国を回っている夏期巡回ラジオ体操の生中継が、アオーレ長岡で行われました。
「あた〜らしい、朝が来た、きぼ〜うの朝だ♪」。ご存じラジオ体操の歌が高らかにナカドマに響き渡ります。
そして体操がスタート。「1、2、3、4」の掛け声とともに体を伸ばします。
朝から体を動かすことは気持ちいいですね。参加者からは「みんなで一緒にやると、いつもより楽しくできる」との声も。
本日集まったのは約1,500人。アリーナから大手通りまでのスペースだけでなく、3階のテラスも人で埋め尽くされていました。
アオーレ長岡の300インチ大型ビジョンでは、毎日午前6時30分〜6時40分にラジオ体操を放映しています。予約は不要ですので、お気軽にご参加ください。(Yo)
2012年8月30日
今回のブログは現在広報課で実習中の大学生Wが担当します。
取材した催しは日越保育園で行われた外国人指導助手(ALT)と園児の交流体験。(ドキドキです…)
先生は、日本に来て今年で6年目のアメリカ人、マイケル・ケンプさん。園児は日越保育園の年長さん29人です。
まずは英語の歌に合わせて数を数えます。1(ワン)から数えていき、“セブン!”で手を頭の上へ。マイケルさんのジェスチャーをまねて子どもたちは大興奮です。
次に色のついたカードを使った、“色鬼”のようなゲーム。マイケルさんが「オレンジ!」と言うと子どもたちは夢中で探し回ります。「オレンジあったー」「これもオレンジ!!」の言葉が飛び交います。
こちらは動物の物まねゲーム。「ラビット!」と叫びながらウサギの物まねをして教室を動き回るマイケルさんと子どもたち。ほかにもゴリラや馬など、教室はまるで動物園のよう。
今度は大きな英語の絵本が登場。動物の一部だけが見えていて、その動物が何かを当てます。食い入るように目を向ける子どもたちは真剣そのもの。動物が分かると元気良く手を挙げて答えていました。
外国の人と初めて(?)触れ合って、ワクワクドキドキだった園児たち。将来、子どもたちの中から海外で活躍する人もいるかもしれませんね。(W)
2012年8月30日
イギリス・ロンドンにある“世界最大級の博物館”、大英博物館に、長岡の火炎土器が展示されることになりました。大英博物館から「優れた代表的な出土品が多い長岡の火焔型土器を」との要請を受けて、貸し出すものです。
土器は岩野原遺跡(深沢町。縄文時代中期・約5千年前)から出土した2点。火焔型土器1点(上)と王冠型土器1点(下)です。
いずれも、縄文文化を代表する火炎土器様式の典型的な特徴(4つの大型突起)を持つ最高傑作。国の重要文化財・火焔土器(史跡・馬高遺跡出土)と比べても遜色のないものです。
大英博物館での展示は10月4日〜来年1月20日。入口すぐの特別展示室で長岡の紹介パネルとともに飾られ、多くの来場者の目に触れることになります。森市長は「世界に向けて長岡の宝物・文化が発信されることは、市民の誇りにつながる」と大きな期待を語りました。
2点の土器は、9月2日正午まで馬高縄文館で見ることができます。世界への旅立ち前にぜひご覧ください。(M)
2012年8月27日
ご存じ、アオーレ長岡のロゴ「アオーレバード」です。デザインしたのは、アートディレクターの森本千絵さん(詳しくは市政だより5月号裏表紙をどうぞ)。
アオーレのいろんなところで、いろんな姿をしたアオーレバードがいるのですが、今回は最大と最小を紹介。
ここは、長岡駅から大手スカイデッキを通り、アオーレ3階への入り口。写真の人が左右で指差しているものがアオーレバードです。写真右が最大、左が最小の大きさなんです。
案内看板の役割をしている“最大”のサイズは233cm。
ちなみにこの人、今日から大学のインターンシップで広報課に来ているWさん。初仕事が、広報課ブログ出演というなんともかわいそう・・・いやいや楽しいはずです(^^)
そして“最小”。上の写真では良く見えないのでズーム。地図の中で“現在地”を示しているんです。サイズは3.7cm。指と比べてもらうといかに小さいかが分かると思います。デザインもちょっと違いますね。
2枚目の写真で何かに気付いた人、かなりのアオーレマニアです。
それでは、1階のアオーレバード写真ですが、気付きました?
実は、今の階数をアオーレバードのくちばしで示しているんです。なので、
2階は、真ん中よりちょっと下。
4階は背伸びをしているような感じの上にくちばしがあります。尾の形も全部違っていますね。
と自慢げに書きましたが、最大と最小はどこにあるかを施設担当者に聞いたときに「実は」と教えてくれたネタでした(^^;
アオーレバードでもう一つおもしろいものを見つけました。それはまた次回に・・・。(S)
2012年8月22日
長岡の夏は、祭りの夏―。
8月も下旬、子どもたちの夏休みも残り少なくなりましたが、まだまだ祭りの夏は終わらない!今週末、3地域で開催される祭りを紹介します。
まずは、25日(土)の長岡灯りの祭典in寺泊。
寺泊港湾内での灯籠流しや寺泊みなと公園での灯籠コンテスト。
海や公園が幻想的な雰囲気に包まれます。やわらかな光は昼間の暑さをしばし忘れさせてくれることでしょう。
次は、25日(土)・26日(日)の2日間に開催される「とちお祭」。
全国でも珍しい名物と言えば、樽みこしによる綱引き。樽みこし2基を綱で結んで引き合うという力比べ。見ている方も思わず力が入ります。
このほかにも、仮装で市内を練り歩く仁和賀(にわか)行進、5,000発の花火が夜空を彩る大花火大会など見応え十分の祭りです。
最後に紹介するのは小国地域、26日(日)の「もちひとまつり・大花火大会」。
見どころは平安行列。小国の歴史ロマンを堪能できます。
山車巡回やたいまつ隊、クライマックスの大花火大会まで、盛りだくさんの1日です。
暑い夏、いっそのこと、祭りでもっと熱くなってみてはいかがですか。まつりの詳しい情報は、観光のページからどうぞ。(M)
2012年8月17日
高校スポーツの最大の祭典「全国高等学校総合体育大会」(通称、インターハイ)水泳競技がダイエープロビスフェニックスプールで始まりました。20日(月)までの4日間、高校生スイマーたちの熱戦が繰り広げられます。
開会式で森市長が歓迎のあいさつ。「ようこそ長岡へ。8年前の中越大震災の恩返しの気持ちでみなさんをお迎えします。ぜひとも全力を尽くしてください」。
選手宣誓は長岡大手高校の宮崎緑さんと中越高校の星野重明さん。「最後まで諦めず、全力でプレーすることを誓います」。
開会式が終わり、さあ、競技開始!4日間とも午前中に予選、午後から決勝のスケジュール。初日は、3人の地元高校生が出場しました。
女子200m個人メドレーに出場した、長岡大手・今井成美さん。
男子200m個人メドレー、長岡大手・熊谷和哉さん。
そして、女子200m平泳ぎ、長岡大手・浅野恵未さん。
自己ベストを更新する予選5位のタイムで決勝へ進出。決勝では6位に入りました。
初日、会場で一番の注目を浴びたのが、ロンドンオリンピック銅メダリストの萩野公介さん(栃木・作新学院)。男子400m自由形に出場し、力強い泳ぎを見せました。決勝では大会新記録で優勝。19日(日)の200m背泳ぎにも出場するとのことで、記録更新に期待が膨らみます。
会場では、選手の全力パフォーマンスや仲間を応援する高校生たちのパワーに圧倒されます。全国から集まったトップスイマーの泳ぎをぜひ間近でご覧ください(スタートリスト、競技結果はこちらから)。(M)
2012年8月15日
市政だよりの人気コーナー「まちのほっとフォト」に掲載するイベントなどを取材する市民リポーター。市政だより8月号でお知らせしたように、現在は11人が活躍しています。
その中の一人、栗林知希さんはなんと高校生。リポーターデビューとなる三島まつりの取材の様子を追い掛けました。
竹灯籠でライトアップされた会場を、カシャカシャと軽快に撮影。高校1年生ながら写真歴3年の栗林さんは、この幻想的な雰囲気に、「これは撮りたくなる!」とシャッターを切る手にも力が。
続いて、大勢の人でにぎわう盆踊りを撮影。「楽しそうな表情を撮るのが好き」という栗林さんは、参加者に声を掛けながら、笑顔を引き出していました。
市政だよりに若い人の感性が吹き込まれ、私たちも刺激になります。これからも素晴らしい写真をよろしくお願いします。
栗林さんが撮ったベストショットは市政だより9月号に掲載しますので、お楽しみに!(Yo)
2012年8月13日
全国の消防職員が救助技術を競う「全国消防救助技術大会」が8月7日に行われ、「はしご登はん」競技の部で、長岡市消防本部の高野智章消防士が見事1位に輝きました。
都道府県大会を勝ち抜いた51人を抑えてのトップ。長岡市としては、2年前が2位、3年前が1位で、3大会連続の入賞という快挙です(昨年は東日本大震災で中止)。
幅約40cm高さ15mのはしご(43段)を登ったタイムを競うこの競技。建物への進入など、救助活動には欠かせない訓練の一つでもあります。
「スタート!」で命綱を結んだら
一気に駆け上がり
14秒ほどで15m地点へ。早い、あっという間!写真がうまく撮れず、もう1回お願いしたくらい(^_^;
でも、ただ早ければ良いというものではなく、命綱の結び方など安全で確実な動きが審査に含まれます。しかも、1点でも減点されると入賞できないという厳しさ。実際の現場では安全が第一、確実性がないとケガにつながるからなんですって。
「確実に迅速に」の高野消防士です。
そして、写真の上を見てください。高野消防士の命綱をつなぐロープを下でがっちり支える先輩。両者の信頼関係があっての競技、消防の現場なんですね。
高野消防士は「緊張しましたが、平常心を心掛けて挑みました。指導してくれた先輩のためにも、1位を取れてうれしかった」とその喜びを話してくれました。
2カ月以上にわたり、休みの日以外は毎日のように練習を積み重ねてきたという高野消防士。仕事とはいえ、猛暑の中、全身を覆う消防服での訓練は相当ハードだったはずです。「市民を守る」ための消防力アップにかける想い、脱帽です。(S)
2012年8月10日
高校スポーツの最大の祭典「全国高等学校総合体育大会」(通称、インターハイ)。長岡市が会場となるテニスと水泳のうち、テニスの競技が希望が丘テニス場で始まりました。
女子団体戦に長岡大手高校が出場。1回戦で和歌山県の慶風高校と熱戦を繰り広げました。
第1試合はダブルス。
続いてシングルス2試合。
1球1球に力を込めてボールを追いかける選手。「もう1本!」「集中!」など、応援の掛け声が飛び交います。
結果は残念ながら力及ばず敗れてしまいました。
「大勢のみなさんから応援してもらったのに結果が出せず悔しい。インターハイという大きな舞台に立てた経験を活かして後輩を指導していきたい」と目に涙を溜めながら語ってくれました。
テニスは引き続き13日、14日に希望が丘テニス場で開催されます(長岡の高校生が出場する女子シングルスは、14日に南魚沼市で開催)。
また、水泳は17日〜20日にダイエープロビスフェニックスプールで開催。17日には、ロンドンオリンピックで銅メダルを獲得した高校生スイマー、萩野公介選手も出場します。
地元選手はもちろん、全国の精鋭に温かい声援をお願いします。(T)
2012年8月9日
長岡城二の丸のあった場所に建っているアオーレ長岡。その隣、西棟の大手通り側に「長岡城二の丸跡」の碑が立っている一角があります。
そこに面白い生き物?を発見しました。
なんと、大きいカエルです。体長を測ってみたら約82cm。大丈夫ですよ、生きてはいませんから(笑)
コレなに?と思ったら、隣にいわれの書いてある碑がありました。どうやら「さい銭入れ」みたいです。
確かに、お腹の部分に「さいせん入」の文字。
碑には、「このがま蛙は鋳鉄製で表面には防錆の漆が焼付けてあります。作者は西神田にあった根岸鋳造所の職長鰐渕長次郎で大正末期の製作と考えられ、第二次大戦時の供出をまぬかれて今に伝わる貴重な工芸鋳物で、愛敬ある顔とどっしりと安定感のある姿態の表現は見事であります。」と書いてありました。
カエルの種類は、ガマガエルなんですね。背中にイボイボがありました。
正面から。大きな口と鋭い目がなかなか迫力あります。
ちなみに、さい銭入れとして今も機能しているかは不明(分かる人がいたらご一報くださいね)。
アオーレで楽しむみんなの笑顔に、このカエルも喜んでくれたらうれしいなって思いました(「いつかはナカドマで水浴びしたい」なんて思ってたりして!?)。(S)
2012年8月3日
今夏も新たなメンバーが加わり、さらにパワーアップした「越後長岡応援団」。
2日、3日の長岡まつり大花火大会の開催に合わせて長岡を訪れている新メンバーの就任式がアオーレ長岡で行われました。
2日の就任式に参加したのは、俳優でシンガーソングライターの加山雄三さん、建築家の隈研吾さん、温泉エッセイストの山崎まゆみさんの3人。委嘱状と応援団の名刺を渡し、長岡の魅力発信とイメージアップへの協力をお願いしました。
応援団長に就任した加山さんは「いろんなところで発信して応援します。一番の楽しみは、みなさんが一生懸命作ったお米をいただくこと。これからもどんどん宣伝します。世界に羽ばたく長岡市になってください。頑張るぞー、オー!」と抱負を語り、立ち会った市民を笑顔にしました。
3日は、アートディレクターの浅葉克巳さん、森本千絵さん、女優の猪股南さんに委嘱状を渡しました。
その後、就任したばかりの猪股さんは、長岡映画「この空の花」の大林宣彦監督たちとともに「鎮魂たむけの花」の祭壇に花をたむけ、長岡空襲で亡くなられた方々を慰霊しました(大林監督も昨年から応援団メンバーです)。
花火大会の両日は、シティプロモーションの取り組みとして、長岡映画や平和・国際交流などで交流のある人たち、越後長岡応援団など2日間で約80人を招待。観覧の前に花火スポンサーや商工関係者などと交流会を行い、自慢の長岡野菜や地酒などをPRしました。
強力なメンバーをさらに加え、ますます発信力が上がった越後長岡応援団。全国、世界へと、長岡の魅力がどんどん広がっていきます(メンバーの詳しい紹介は市政だより8月号で)。(M)
2012年8月3日
大花火大会2日目。新名物となる、映画「この空の花」記念花火が打ち上げられるなど、盛大で迫力のある花火に46万人が今宵も酔いしれました。
2日目の天地人花火は、天地人花火オリジナルテーマ曲「愛と勇気を」(池端信宏さん作曲)に合わせたもの。
担当する花火師さんが昨年までと変わり、一味違う仕上がりに。その豪華できらびやかなさまに観客は拍手喝采!!
注目の新花火、映画「この空の花」公開記念特別花火。
長岡市民の想いをのせて見事、夜空に大輪の花を咲かせました。
長岡花火の魂、正三尺玉。その偉大さに心が揺さぶられてジーンときます!(写真は2回目の正三尺玉)
天地人や花火「この空の花」に負けない大迫力、超大型ミラクルスターマイン。見覚えがありませんでしたか?「’12長岡の大花火ポスター」の花火です。
そして、クライマックスは「復興祈願花火フェニックス」。
平原綾香さんの「ジュピター」に合わせて3分間、幅2.8km、15カ所から打ち上げられました。その壮大なスケールは今年も圧倒的。
今年の花火もすごかった。感動しました。
市民のみなさんの強い想いとともに、進化し続ける長岡花火。
今年の人出は2日間で89万人。市民や全国からの観客のみなさんと一緒に空を見上げて、想いを共有できる長岡の花火は本当に誇らしい。
花火師のみなさん、ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。(M)
2012年8月3日
長岡まつり2日目の昼行事も、大にぎわいでした。
大手通りでは小学生の小気味良い太鼓の音が痛快に響きます。
元気いっぱいのこども神輿。暑さに負けず「わっしょい!わっしょい!」
大人気の小学生ユニット「すたーふらわー」の谷花音ちゃんと小林星蘭ちゃんが、笑顔でパレード。
ステージではかわいらしい振り付けで「年下の男の子」を歌ってくれました。
アオーレ長岡での、人気ヒーローショーにも大勢の親子が集まり大盛り上がり。
そのほか、おまつり広場では金魚すくいやウォーターガンなどなど、楽しいコーナーが盛りだくさん。
子どもたちの笑顔が絶えない3日の昼行事でした。(T)
2012年8月2日
今年のNHK大河ドラマ「平清盛」の題字を書くなど、今注目のダウン症の書家・金澤翔子さんが、長岡まつり大花火大会を前にアオーレ長岡のアリーナで揮毫を披露しました。
東日本大震災の被災地の復興を応援するため、被災地を訪ね揮毫を行っている金澤さん。長岡まつりの趣旨や、東日本大震災からの復興を願う長岡の花火に賛同し、県内で初披露となりました。
揮毫の言葉は「長岡大花火」の5文字。大花火大会の成功と鎮魂の祈りを込めて筆を運びます。
えくぼクラブ(ダウン症家族の会)のみなさんなど約1,500人が見守る中、力強く書き上げました。
最後に、観覧者のみなさんと金澤さん、そして揮毫の後に行われた「越後長岡応援団就任式」に出席した応援団のみなさんと一緒に記念撮影をしました。
「越後長岡応援団就任式」の様子は、8月3日付のブログでお伝えします。
この「長岡大花火」の文字は、9月22日(祝)から中央図書館で開催の「ダウン症の書家 金澤翔子書作展」で展示されます。詳しくは、9月1日に発行する市政だより9月号をご覧ください。(Mo)
2012年8月2日
ついにこのときがやってきました。
約1万発の光と音の芸術、長岡まつり大花火大会1日目。
今年の長岡まつりのキャッチフレーズは昨年に続き「今こそ届けよう!感謝と勇気!」。戦災からの復興と慰霊、世界平和に加え、中越大震災からの復興に支援をいただいた全国のみなさんへの感謝と東日本大震災の被災者への応援の想いを込めて打ち上げられました。
冒頭、空襲で亡くなられた方々への慰霊の念と平和への祈りを込め、白菊2発を打ち上げ。
そして、池端信宏さん作曲の「ビギニング・オブ・ザ・ワールド」に乗せて、大手大橋のナイアガラと超大型スターマインのコラボレーションで華やかに幕開けです。
5色のスターマインが一斉に打ち上げられた超大型ワイドスターマイン。水面に映る姿が美しさをいっそう際立たせます。
天地人花火は、3年前の大河ドラマ「天地人」のオープニング曲に合わせたワイドスターマイン。約3分間の時代絵巻を表現した、次々と変わる場面展開に圧倒されっぱなし。
そして、直径650メートルの正三尺玉。王者の貫禄とも言うべき大輪、ゆっくりしだれるさまにしばし見とれ・・・、そして、大歓声が沸き起こりました。
15カ所から上がる復興祈願花火フェニックス。2尺玉3発も織り交ぜ、復興への想いを乗せた不死鳥が、長岡の夜空を大きく羽ばたきました。
大花火大会は8月3日も午後7時15分から。正三尺玉あり、天地人花火あり、復興祈願花火フェニックスあり、そして今年初打ち上げの映画「この空の花」記念花火もあります。見ごたえ抜群の38台のプログラムが、みなさんをお待ちしています!(S)
2012年8月2日
元気いっぱいな2日の昼行事。今年は大手通りに加え、アオーレ長岡でもイベントが行われ、例年にも増してにぎわっていました。
長岡市消防音楽隊の高らかな演奏で長岡まつりが開幕。
サマーミュージックフェスティバルに出演した表町・富曽亀・栖吉小学校の合同演奏。バッチリあった演奏で、観客を魅了しました。
アオーレ長岡のナカドマでは、8月26日(日)に小国地域で行われるもちひとまつりのPR。きらびやかな平安衣装をまとって会場を彩りました。
東日本大震災からの復興へと力強く踏み出す宮城県石巻市から出演。同市指定民俗文化財で、400年の歴史がある“渡波獅子風流(わたのはししふり)”は、太鼓と獅子舞で会場を盛り上げました。
こちらは宮城県女川町の“女川潮騒太鼓”。大平太鼓と宮太鼓の勇壮な響きに圧倒されます。
長岡発祥の消雪パイプを使い、暑い夏に“涼”を届ける打ち水大作戦。市内の飲食店から出た廃油で作ったバイオディーゼル燃料で消雪パイプを動かしています。
さぁ、いよいよ大花火大会です。長岡市民をはじめ全国のみなさんの願いを乗せた復興祈願花火フェニックスは、2日・3日ともに午後9時2分から打ち上がります。ぜひご覧ください。(Yo)
2012年8月1日
午後5時45分から長岡まつりの前夜祭が大手通り周辺で開催されました。今年はアオーレ長岡も会場に加わり、より多彩な催しとなりました。
オープニングを飾ったのは、Y’sバトンスタジオのバトントワリング。その華麗な演技に観客から大きな拍手が送られました。
悠久太鼓も負けじと勇壮なとどろきを会場いっぱいに響かせます。
今年はフェニックスビジョンでは長岡まつりの起源を紹介。空襲の犠牲者の慰霊、長岡復興に尽力した先人への感謝、恒久平和への願いを、この長岡まつりは伝えていきます。
そして、平和への願いを込めて南中学校3年生のみなさんが、自ら作詞した「誓い」を披露(今朝の広報課ブログ、市政だより8月号もご覧ください)。
7時25分からは57団体約4,800人の踊り手による大民踊流し。各チームおそろいの浴衣に身を包み、長岡甚句と大花火音頭を踊りました。この曲を聞くと、まさに長岡まつりって感じ。つい口ずさんだり、手が動いたりしてしまう人も多いのでは…。
クライマックスは越後長岡神輿渡御(みこしとぎょ)。26団体約3,000人の担ぎ手たちの登場で、会場の熱気は最高潮に。
神輿渡御の終了直前には、大手通りのまちかどビジョンに石巻川開き祭り花火大会で打ち上げられたミニフェニックス花火の様子が映し出されました。打ち上げの成功を見届けた担ぎ手や観客から大きな歓声と拍手が沸き起こりました。
さあ、明日からまつり本番。
2日、3日の日中は大手通りなどでさまざまなイベントが行われ、押さえどころが盛りだくさん。
注目は3日、テレビドラマなどでおなじみの天才子役・谷花音ちゃんと小林星蘭ちゃんのトーク&ライブショー!(2人のかわいさに暑さも吹き飛ぶ!?)
そして、両日の夜は信濃川河川敷での大花火大会。こちらの注目は、3日に初めて登場する、映画「この空の花」記念花火。新たな名物との呼び声高い大型花火に期待が膨らみます。(M)
詳しくはこちら(長岡まつり協議会ホームページ)からどうぞ
2012年8月1日
長岡空襲から67年。今年も慰霊と平和への願いを込めた行事が市内各所で行われました。
午前6時から表町1丁目の平潟公園にある戦災殉難者慰霊塔の前で「戦災殉難者慰霊祭」が行われ、遺族や関係者などが、空襲で亡くなった1,482人の冥福を祈りました。
そして、午前7時からは「戦災殉難者墓前法要」。四郎丸4丁目の昌福寺で、戦争で亡くなった方の早朝墓前供養が行われました。
平和の森公園では、午前8時から「非核平和都市宣言市民の集い」を開催。戦争で亡くなられた方々の慰霊と世界の恒久平和を祈念するとともに、戦争の悲惨さや平和の尊さを次代に伝えるため行っているものです。
小・中学生を含む約500人の市民が黙とうを捧げ、平和像の前に設けられた献花台に花をたむけました。また、長岡空襲で被災した中村幸さんが空襲の体験を語りました。
そして今年はアオーレ長岡に、長岡空襲で亡くなられた方の慰霊のために市民献花台を設置し「鎮魂たむけの花」を行っています。3日(金)の午後5時まで花を用意していますので、ぜひお立ち寄りください。
午後1時30分からはアオーレ長岡のアリーナで「ながおか平和フォーラム」を開催。第1部では、女優の日色ともゑさんによる「あの時、生きのびた私は―東京大空襲」と題した講演や、花森安治著「戦場」の朗読が行われました。
第2部では、広島派遣中学生の決意表明の後、南中学校3年生が5月16日に市立劇場で行った平和劇「平和の心を未来へ 8月1日を忘れない」(市政だより8月号で紹介)のDVD上映や、同校生徒が作詞した「誓い」を合唱。「悲劇を繰り返さない」という強い想いを、集まった約800人の市民に伝えました。
午後7時からは「柿川灯籠流し」。空襲で亡くなられた方々の慰霊と平和への願いを込めて追廻橋上流で灯籠を流しました。
そして午後10時30分。長岡空襲の始まった時刻に合わせて慰霊の花火「白菊」を打ち上げました。空襲で亡くなられた方々の慰霊、復興に尽力した先人への感謝、恒久平和への願いを込めて、白1色の花火が尺玉3発を打ち上げ、市内の寺院では慰霊の鐘が鳴り響きました。(Mo)
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