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トップ > 産業・ビジネス > 公害防止関係 > 水質汚濁防止法 > 有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)について

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有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)について

最終更新日 2024年9月17日

有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)とは

有機フッ素化合物の一種であるPFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)及びPFOA(ペルフルオロオクタン酸)は、撥水・撥油性、熱・化学的安定性等の性質があり、撥水・撥油剤、界面活性剤、半導体用反射防止剤等の幅広い用途で使用されてきました。環境中に排出された場合、分解されにくく蓄積しやすいため、日本国内においては、製造、輸入等が原則禁止されています。

人の健康への影響

PFOS及びPFOAは、人においてコレステロール値の上昇、発がん、免疫系等との関連が報告されていますが、どの程度の量が身体に入ると影響が出るのかについてはいまだ確定的な知見はありません。また、国内において、PFOS、PFOAの摂取が主たる要因と見られる個人の健康被害が発生したという事例は確認されておりません。

水環境に関する目標値

人の健康の保護に関する要監視項目に位置づけられるとともに、その目安となる目標値として、PFOSとPFOAの合算値で「0.00005mg/L以下」とする指針値(暫定)が設定されています。

※要監視項目:人の健康の保護に関連する物質ではあるが、公共用水域等における検出状況等からみて、直ちに環境基準とはせず、引き続き知見の集積に努めるべきもの
※指針値:体重50kgの人が水を一生涯にわたって毎日2L飲用したとしても、この濃度以下であれば人の健康影響に悪影響が生じないと考えられる水準を基に設定されたもの

市内の調査結果

令和5年度に市内の河川8地点において調査を実施した結果、すべての地点において指針値(暫定)の超過はありませんでした。
市は、今後も監視を継続していきます。

PFOS含有の消火器・泡消火薬剤等について

PFOSは、一部の消火器・泡消火剤等に含有されていることがわかっています。PFOSによる環境汚染を未然に防止するため、可能な限りPFOS含有消火器等の代替製品への切替えをお願い致します。

PFOS含有の消火器・泡消火薬剤等を公共用水域等へ排出した場合や地下へ浸透させた場合は、流出防止のための応急措置を実施するとともに、速やかに市へ連絡ください。

関連リンク

  • PFOS・PFOAに係る水質の目標値等の専門家会議
  • PFASに対する総合戦略検討専門家会議
  • 「PFOS、PFOAに関するQ&A集」及び「PFASに関する今後の対応の方向性」等について
  • PFOSを含有する消火器・泡消火薬剤等の取扱い及び処理について

このページの担当

環境政策課
〒940-0015 新潟県長岡市寿3-6-1(環境衛生センター)
TEL:0258-24-0528  FAX:0258-24-6553

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