最終更新日 2026年3月24日

そうしたことを踏まえながら、新年度予算を執行していくわけですが、人口減少という一番大きな変化を考えますと、例えば中山間地域では人がどんどん減ってきており、インフラを維持するのが難しくなってきました。また、地域コミュニティが薄くなってきたということは、人口減少の当然の帰結ですが、実はそれだけではなく、地域経済、いわゆる市場マーケットが縮小してきた時に、そこで生活してこられた方は、これからどういうふうに乗り切っていくのかを考える必要があります。全体が縮小してくるということは実に大きな問題です。
そういう意味で我々の仕事も、縮小していくことに対してのマネジメントが、やはり大きくあるのではないかと思います。今までと同じような形ではなく、縮小していくことへの問題を把握し、その対応を遅れることなく行っていかなくてはなりません。それとともに、問題が起きてからそれに対応するのではなく、この先、3年先、5年先はどうなるのかということを、幹部職員の皆さんは常に考えながら、それぞれの部門の仕事、政策を考えていただきたいと思います。後手後手に対応していくと、いつまでたっても忙しいだけで、若い職員にとっては、未来をつくる希望のある仕事にはなっていきません。先の政策を踏まえて、問題を解決していくという発想を持ってください。
本日、新規採用職員の辞令交付式を行いましたが、72人の一人ひとりの顔を見て「この人たちが頑張れば、長岡市役所の未来は明るい」と実感しました。皆さんの部署にも新しい職員が入ってくると思います。大事に育て、もちろん厳しく指導もしながら、新しい職員の感覚や思いが長岡市役所の未来をつくっていくのだという思いで育てていただきたいと思います。
昔のように上から下へ、上意下達で物事を決め、進めていく時代は終わりました。職員が横に広がり、つながって、ネットワーク型で部局を超えて仕事をしていく時代です。そうしたつながりの中で、幹部職員の皆さんは、自分の部署のやるべきこと、何をやるために自分がいるのかということを考えていただきながら、職員の皆さんの力を引き出してください。
さまざまな変化のことを申し上げましたが、決してこれから暗い時代になるということではありません。特に長岡のようにビジョンを持って取り組んでいる組織、自治体にとっては、むしろチャンスだと思います。国から「ああしろ、こうしろ」と言われて、その通りやれば難なく毎日が過ごせるという時代は終わりました。これからは我々のビジョンを実現する力によって、長岡の底力を発揮する時代になってきたと思います。
今日はいよいよ暖かくなり桜も咲いてくるなあという、いい日和の中で、新年度を迎えられたことを本当にうれしく思います。長岡市、長岡市民の幸せを、1歩でも2歩でも前に進め、明るい長岡の未来をつくるため、皆さんとともに頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
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