最終更新日 2023年1月13日
昨年は、年間を通して、私たちの仕事も新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けました。年が明け、さまざまな方が今年はどんな1年になるのか議論しています。私も、報道や識者の発言を分析していますが、この先何が起こるかわからないと考えています。
円安による物価高騰の一方で、急速に円高に振れている状況もあります。だからと言ってこの先も円高が進むということでもなく、いずれまた金利差が拡大して円安になるという見方もあります。果たして、物価高騰やインフレの状況が今後も続くのか、あるいは収まっていくのか見通しが立たない状況にあると思います。
しかし、先が見えないとは言いながらも、長岡市の職員の力量と志気の高さをもってすれば、どのような事態に直面しても乗り越えることができると確信しています。この場にお集まりの管理職の皆さんには、部下職員の力を信じ、引き出し、仕事に立ち向かっていってほしいと思います。
また、今年を「DX元年」とし、DXを大きく進めていくスタートの年にしたいと考えています。デジタル技術で何ができるかを理解して、私たちの仕事の中に取り入れ、業務の効率化を目指していきましょう。
もう一つ、女性活躍の推進を念頭に置いてください。今年度、男性職員の育休取得率が7割近くまで上がりました。今後は、仕事の中身や仕事のやり方を大きく変えていくという、つまりDXの考え方が必要になってきます。例えば、会議時間の短縮や資料の削減に向けて効率化に取り組み、省けるものは省き、ペーパーレス化を実現しましょう。最終的に事務量や作業量を半減するという目標を立ててDXを進めていきたいと思います。そのことが、女性活躍の環境を整えるということにもつながります。
今後も、世の中の変化や動きに対して、この先一体どうなるのか判断に迷うことも多々あると思います。そのような時こそ、お互いに議論し、意見交換しながら取り組みを進めていくことが重要だと考えています。職員の力を結集し、今年1年、チーム力で頑張ってまいりましょう。
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