最終更新日 2022年4月1日
持続可能な行財政運営を堅持し、将来を展望する新年度予算の執行
社会情勢の変化を見極め、難局を乗り越える
感染禍に加え、世界に目を向けると、ロシアによるウクライナ侵攻の問題が経済にどのような影響を及ぼすかということが懸念されます。すでに円安が進み、輸入品を中心にインフレが起こっています。今後もインフレが継続していった時に、市民生活や税収への影響が大きな課題になってきます。先ほど、財政基盤の確立が見えてきたと言いながらも、決して安心できる状況ではありません。この先、どんな変化や問題が生じるかを強く意識し、予算の執行や今後の各種計画の策定に取り組んでください。
職員の力を合わせれば、どんな難局も乗り超えられると私は確信しています。時代の変化に臨機応変に対応することで難局を乗り超えていきましょう。
次の10年を見据え、課題の解決に取り組む
本日、アオーレ長岡がオープンして10周年を迎えました。オープン当初に掲げた「市民協働」が市民に根付いたと心から思います。現在、市内には18の子ども食堂が開設されています。地域から自然発生的に協働の動きが生まれ、市が活動をしっかりと下支えする形が確立しています。これは一例ですが、ほかにもさまざまな市民協働が幅広く長岡で展開されています。
次の10年を見据え、市民協働の分厚い基盤の上に、「どのように長岡を発展させていくか」「人口減少にどう対応するか」という課題を解決する必要があります。市長就任以来、「長岡版イノベーション」の推進に取り組み、組織内や産業界、地域社会などさまざまな場でイノベーションによって新しい価値を生み出し、課題の解決につなげてきました。
来年には「米百俵プレイス ミライエ長岡」がオープンします。イノベーションの核となるまちなかの施設が有機的につながり、まさにイノベーションエリアが誕生します。これらの場を今後の長岡の発展の道標にしながら、それぞれの部局でビジョンを考え、施策を推進していきましょう。
「職員が団結して長岡の明るい未来を作っていく」という強い気持ちを持って、令和4年度をスタートしましょう。
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