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トップ > ようこそ市長室へ > 市長メッセージ > 新規採用職員辞令交付式での市長あいさつ(平成30年4月2日)

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新規採用職員辞令交付式での市長あいさつ(平成30年4月2日)

最終更新日 2018年4月9日

我々は市民にお仕えしている

入庁式での市長あいさつ

74名の若い皆さんから長岡市役所に入ってもらい、本当にうれしく思います。
今、皆さんから宣誓書を読んでもらいました。先日、国会で証人喚問がありました。ある公務員が議員から質問を受けた際に、「自分はその都度お仕えしている人に誠心誠意お仕えしている。」と答えていました。私はその答弁に違和感を感じました。全体の奉仕者という観点からすれば、国民にお仕えしているのです。そういう意味では、我々は市民にお仕えしています。
今年は長岡開府400年、戊辰戦争から150年の節目の年です。戊辰戦争のとき、長岡には河井継之助というリーダーがいました。司馬遼太郎の「峠」の主人公です。当時の公務員のいわばトップにいた河井継之助が、「吏は民の雇」という言葉を残しています。今で言えば「公務員は国民、市民から雇われている」という意味です。
民は幕府、為政者のためにあるという封建体制がまだ根強いときに、幕藩体制の中心にいた河井継之助がそのようなことを言ったのです。長岡の歴史の中で、150年前にそういう人物がいたということを認識してほしいと思います。

市民とつながって、仕事は楽しく

これから皆さんは、職員2,500人の仲間に入って仕事をするわけですが、ぜひ市民の皆さんとの交わりをいっぱい持ってほしいと思います。市役所の仲間とまとまって仲良くすることは大事ですが、同質性の中に安住しないでください。27万3千人もの市民の皆さんがいて、同世代の人も大勢います。趣味やスポーツ、音楽でも何でもいいので、ぜひ市民の皆さんとつながってほしいと思います。
そして、市役所にはさまざまな仕事があります。面接のとき、どういう仕事をやりたいかという話をされたと思いますが、どんな仕事を与えられても、仲間と力を合わせると、必ず楽しい仕事にできます。現場の中に入って、そこから何か計画する、企画するというのが楽しい仕事だと思います。どの現場に行っても、それは皆さんの市役所人生の中で必ず活きてきます。「仕事は楽しい」ということで頑張ってほしいと思います。

疑問を自分の中にストックする

仕事を進めていくと、いろいろな疑問がわくと思います。その疑問を、分からないものだからと片付けたり、解を求めることを急がないでください。疑問は疑問のまま、自分の中にため込んでください。疑問を自分の中に持っていると、どこかでその答えを見い出す場面が来ます。疑問を持たない人は、自分の考えを持てない人になってしまいます。ぜひ疑問を捨てずに自分の中にストックして、仕事の中でその答えを見い出していってほしいと思います。
市役所の仕事はやりがいがあって楽しいものです。仲間、先輩、上司とコミュニケーションをとりながら、そして、市民の皆さんといろいろな交わりをつくって、有意義な人生を歩んでほしいと思います。

このページの担当

秘書課
〒940-8501 新潟県長岡市大手通1-4-10(アオーレ長岡東棟)
TEL:0258-39-2200  FAX:0258-39-2475

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