最終更新日 2024年3月4日
※トリアー(Trier)はトリールやトリーアなど様々な表記がありますが、長岡市では交流を始めた当初からトリアーと表記しています。
都市の紹介 【ホームページ(ドイツ語)】
トリアー市は、ドイツ西部ラインラントプファルツ州に位置する人口約11万人の都市です。日本からは、パリやフランクフルトなどでルクセンブルク空港へ乗り継ぎ、車で約30分、フランスとの国境からも程近い距離にあります。トリアー市は日本より北にあり、夏は過ごしやすく、冬は長岡市と同様、寒い日が続きます。
産業は、製造業、貿易業、またクリスマスマーケットをはじめとするサービス・小売業が盛んです。トリアー市は、モーゼルワイン(主に白ワイン)生産中心の地で、約2000年前にローマ人が現在のドイツの地に初めて葡萄の木を植えたことから、「ドイツワイン発祥の地」と言われています。
また、トリアー市は「第二のローマ」とも称され、街のいたるところに古代ローマ時代のなごりがあり、その代表となるのが、街の中心にそびえる「ポルタ・ニグラ(黒い門)」という古代ローマ時代の楼門です。ポルタ・ニグラをはじめ、トリアー大聖堂、聖母教会などは、ユネスコの世界遺産に登録されています。
姉妹都市締結の経緯
トリアー市との交流の起源は、長岡市がフォートワース市(アメリカ合衆国)と姉妹都市の調印をした1987年にさかのぼります。同年にフォートワース市がトリアー市とも姉妹都市締結をしていたことから、同市を通じて長岡市とトリアー市は友好関係を築いていくことになりました。当時、トリアー市は既に7つの姉妹都市を持ち、活発に交流事業を進めていたため、長岡市との姉妹都市締結には至りませんでしたが、友好都市として交流することに合意し、1995年10月12日に合意書を交わしました。以来、スポーツ交流などを重ね、のちに両市交流のさらなる発展を目指し、姉妹都市締結をすることになりました。2006年4月1日、長岡市の市制施行100周年記念事業として議場で調印式を行いました。
平成7(1995)年10月12日 | 友好交流合意書調印 |
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平成18(2006)年4月1日 | 姉妹都市友好宣言書調印 宣言書 日本語(JPEG 90KB)/ドイツ語(JPEG 138KB) |
交流事業の紹介
(公財)長岡市国際交流協会が中心となり、主に青少年のスポーツ交流や市民交流など様々な事業を活発に実施しています。
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