長岡市は、中心市街地を活性化する方策の一つとして、日常的な歩道の有効活用の仕組みづくりに取り組んでいます。
本来、道路は通行のために造られた施設であるため、道路占用許可(道路上に物件を置く許可を得ること)は、やむを得ない場合のみに限定されており、道路を使わなければいけない明確な理由がない限り、占用は認められていません。
近年、国では、地域の活性化やまちなかのにぎわい創出に寄与する道路占用を支援するよう、道路占用許可の弾力的な運用を進めています。
長岡市は、平成28年度から平成30年度までの3年間、まちなかの賑わいを盛り上げ、来街者がゆっくり楽しめる環境づくりの一つとして、長岡市中心市街地活性化協議会、長岡市商店街連合会と協力しながら、歩道の有効活用社会実験「まちカフェ」を実施しました。
これまでの社会実験の成果を踏まえて、令和元年度からは長岡市中心市街地活性化基本計画(第3期計画)に位置付け、歩道の有効活用「まちカフェ」を本格実施しています。
国土交通省では、「居心地が良く歩きたくなるまちなか」の形成を目指し、国内外の先進事例などの情報共有や、政策づくりに向けた国と地方とのプラットフォームに参加し、ウォーカブルなまちづくりを共に推進する「ウォーカブル推進都市」を募集しています。
長岡市は、この趣旨に賛同し、令和3年1月より「ウォーカブル推進都市」になりました。
※「ウォーカブル推進都市」については、こちらをご覧ください
今後は、歩道のほか公共空間の有効活用をさらに進めて、まちなかの賑わい創出と回遊性の向上を図り、未来へ繋がるまちづくりを進めていきます。
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