最終更新日 2021年4月1日
会議名 | 令和2年度 第2回 山古志地域委員会 |
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開催日時 | 令和2年10月12日(月)午後7時30分から午後8時30分まで |
開催場所 | 山古志支所 3階 大会議室 |
出席者名 | 【委員】11名 田中 仁委員長 酒井幸二副委員長 坂牧幸恵委員 星野吟二委員 青木 亨委員 関 公子委員 田中康雄委員 井上 洋委員 草間賴雄委員 星野アヤ子委員 石原健二委員 【長岡市】10名 地域振興戦略部1名 都市整備部都市計画課3名 山古志支所長ほか5名 【傍聴人】 2名(一般0名、報道2名) |
欠席者名 | 【委員】なし |
議題及び報告 | 【報告】 長岡市都市計画マスタープランについて 【議題】 目指すべき地域組織(案)について |
会議の概要 | 長岡市都市計画マスタープランの報告及び目指すべき地域組織(案)について意見交換を行った。 |
会議資料 | 第2回次第 資料No.1-1 地域別構想(素案)第5節山古志地域(PDF 2,256KB) 資料No.1-2 長岡市行政区人口増減率(PDF 312KB) 資料No.1-3 要望箇所図(PDF 2,281KB) 資料No.2 目指すべき地域組織(案)(PDF 172KB) 資料No.2別紙 地域組織のイメージ(山古志地域版)(PDF 214KB) |
会議の内容
【1. 開会】 | |
委員長 | 第2回地域委員会を開催します。 |
(あいさつ省略) | |
【2. 報告】 | |
委員長 | それでは報告に入ります。「長岡市都市計画マスタープランについて」事務局から説明をお願いします。 |
都市計画課 | 「資料1-1 山古志地域(素案)」 「資料1-2 長岡市行政区人口増減率」 「資料1-3 要望箇所図」について説明」 (説明省略) |
委員長 | 事務局より説明がありましたとおり、質問等あれば「意見・提案票」に記載して10月27日(火)までに都市計画課または支所に提出していただければと思います。 ここで都市計画課のみなさまは退席されます。ありがとうございました。 |
【3. 議題】 | |
委員長 | それでは、議題に移ります。「地域組織(案)について」事務局から説明をお願いします。 |
事務局 | 「別紙2-1 目指すべき地域組織(案)」 「別紙2-2 地域組織のイメージ(山古志地域版)」 (説明省略) |
委員長 | 事務局から説明がありました。ご意見、ご質問をいただきたいと思います。この資料は、今まで私たちが議論してきたことを可視化していただいた形だと思います。今日の議論で山古志地域としては、こういう組織を構成していきたいというところまで話を詰めたいと考えています。これらを踏まえて、委員のみなさんからいかがでしょうか。 |
委員 | 個別検討会のところに、検討委員が入っています。その分野で、検討委員がその代表としてまとめるという役割になるのでしょうか。 |
事務局 | 基本的には、お見込みのとおりです。図上には入れてありませんが、個別検討会に山古志支所も一緒に入って、調整させていただくというイメージになります。 |
委員長 | 他にいかがでしょうか。○○委員いかがですか。 |
委員 | この図下の緑枠は、状況に応じて設置していくという事なのですが、赤丸の検討委員に地域委員が選出されていくという事で良いですか。 |
事務局 | 必要に応じてということになりますが、イメージとしてはその通りとなるのではないかと考えています。 |
委員 | 住民代表に誰を選ぶかというのはどうやって決めますか。 |
事務局 | 検討内容によって選定は異なりますが、募集をするのもありだと思いますし、こういう人から意見を聞きたいという事でも良いと思います。設置はもちろん、選定方法なども検討委員のみなさんが話し合った中で決めていいのではないかと思っています。 |
委員 | 人を選んで、話し合いをして、検討委員会でもんでという風にやっていくと、市長や関係課に案を持ち上げるまでにどれくらい期間がかかるのか気になります。例えば、1年かけて1つを持って行くために、順序立てて、繰り返しやっていかなくてはいけないのか、それとも、もっとスピード感を持って1回の話し合いでスパッと決めるのか、どのようなやり方にしていくかはどのように考えていますか。 |
事務局 | 基本的には、今の分科会を設置しているのと同じようなスピード感になると考えています。これは私見ですが、担当課にすぐ話が聞きたい、意見したいとなれば、その担当職員が出席することもありではないかと考えています。 |
委員長 | 他にいかがでしょうか。副委員長いかがですか。 |
副委員長 | 今までの説明を聞いて、私が集落の区長をしている関係もあるのですがお願いがあります。大体男性が役員をして、行事等決めていくのですが、やはり不可欠なのが女性の方です。そういった意味でも、女性の意見を大きく取り上げていくような方向性が必要だと感じています。 |
委員長 | 他にいかがでしょうか。 |
委員 | 2点ほどあります。この「地域づくり検討委員会」のメンバーは、市に意見をできる権限を書いてあるのですが、今までの地域委員のように市長から委嘱をされる立場なのかということ。あと、図上の「諮問・提案・要望」が市長と関係課となっていますが、山古志地域のように極度の高齢化や人口減少が進んでいる地域ですと、市の中で何かやろうというのは限界があると個人的には考えています。以前は、なかなか踏み込んだ活動ができなかったのですけれども、総合特区制度の中で更に一歩踏み込んだような政策展開をしていかないと、この地域を活性化していくには厳しいかなというのは感じてます。市長、関係課の先に県や国なりがあるような図の方が良いのではないかと、個人的には思っています。 |
山古志支所長 | 委員がおっしゃられたように、(仮称)地域づくり検討委員会の提案を受けて、これから条例から要綱に変わるか、諮問なのかというのは地域振興戦略部で考えていきますけれども、その市長の後には、当然、県とか、国とか、委員がおっしゃったように続くと考えていただいて結構です。 |
委員長 | 他に何かご意見いかがでしょうか。いくつか意見が出ました。国、県とのパイプが必要であるのではないか、選考の方法や組織のあり方、女性の参加など、この図にプラスアルファする意見がありました。この議論の冒頭より、山古志地域にはこのような組織が必要であるというを地域振興戦略部にはきちんと伝えていただき、真剣に調整して考えていただきたいと思います。この図は少し変わる可能性はありますが、これを山古志地域委員会の意見としてよろしいでしょうか。 |
(賛成の声あり) | |
委員長 | 地域振興戦略部からはいかがでしょうか。 |
地域振興戦略部 | 今日の山古志地域を皮切りに、2週間で10地域を回らせていただくことになっております。今、委員長がおっしゃられました、皆さんからいただいた意見をしっかりと踏まえまして、10地域からいただいた意見を基に集約をして、今年度中にみなさまにお示ししていくという流れになっております。 |
委員長 | 今、地域振興戦略部から話がありました。この案件につきましては、案を外し提出するという事で決定していきたいと思います。貴重なご意見ありがとうございました。 |
【4. その他】 | |
委員長 | それでは、その他に移ります。その他について、事務局からお願いします。 |
山古志支所長 | 私から委員の皆様にご報告があります。市長が選挙期間中に山古志地域内で選挙演説をされまして、委員の皆様も聞かれた方がいると思います。市長が山古志地域の何をアピールされるのかという事で、私も聞きました。その際に、診療所の佐藤医師の後任が既に決定済みであるような発言がございました。事実を申し上げますと、数か月前に、山古志診療所の医師になりたいというお話を受けております。市としましては、公務員としての勤務条件、山古志診療所の診療体制などを先方にお示しし、問い合わせに対して、すり合わせを行っていますので、今現在は、決定には至っておりません。山古志診療所を確保することは、市長の公約ですので、今回の演説の意図は、佐藤先生は高齢であることから、いち早く山古志診療所に後任の医師を見つけて、地域の皆様から安心していただきたい熱意や強い思いの発言と推測しています。市としましても、医師の確保に全力で取り組んでまいりますので、ご理解をお願いいたします。 |
委員長 | 他にありますか。 |
事務局 | 今回の議題につきまして、12月頃、各地域の正・副委員長からお集まりいただき会議を開催する計画でおります。その後、年度内に第3回の山古志地域委員会の開催を予定させていただきたいと思います。開催時期につきましては、後日改めて調整させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 |
委員長 | それでは、最後、皆様から何かご発言ありませんでしょうか。 |
委員 | 今、支所長さんから、市長の選挙公約である医師確保についてありましたが、市長は、これから努力をするのではなくて、「絶対」という事を付け加えましたので、私はそのように受け取っています。その辺は、これから進めていくうえで、十分お願いいたします。 |
山古志支所長 | 継続して、全力で取り組みますので、よろしくお願いいたします。 |
委員 | 聞いた方は、みんなそう思っていたと思います。すごく安心されたと思います。 もう一点よろしいですか。些細なことなんですけれども、今月の初め頃、私たちのところで、お年寄りのサロン的な「いきいき会」がありました。その席に集落支援員がおいでになって、「保健師に頼まれたから、アンケートを書いて出してください。」という事があって、そのアンケートが何の目的なのかも言わず、個人情報や身体の状況、名前も書いてくれと言われました。目的もわからず、皆さんが不審に思っていたのですが、とにかく急いで書いてくれとの事だそうです。その件について、担当課長は把握されていますか。 |
市民生活課長 | 今月というのはわからないですが、8月下旬から9月下旬にかけて、65歳以上の高齢者がいる世帯を対象に、「日中はおひとりですか。」などの状況や、先ほどのマスタープランにも出ていましたけれども、例えば、買い物送迎サービスについてですとか、「普段の買い物はどのようにされていますか。」とか、そういったアンケート調査をさせていただいております。現在、その取りまとめをしておりまして、まとまりましたら概要版にて、皆様にお示ししたいと考えております。 |
委員 | 内容が少し違うみたいです。 |
委員 | 今ほどのアンケートの件ですが、中越防災フロンティアとしましても、コミュニティバスの利用状況や高齢者の買い物事情などについて、長岡技術科学大学と連携しまして、現状の住民移動調査を取らさせていただきたいという事で進めてました。同じ時期に集落支援員も買い物に関する移動のアンケートを取るという事で、こちらとしましてはアンケートが重複し混乱するのでやめてほしいと話はさせていただいきました。なぜかそれが聞き入れられず、強行して同じタイミングでアンケートが出てしまった。その辺がこちらとしてもおかしいのではないかと思っているのですが、集落支援員の業務を市の担当者として把握したり、コントロールできているのかなと疑問を持っています。住民から「なんで同じようなアンケートを取るんだ。」という苦情の電話がありました。今後、地域として方向性を一つにするためにも連携をしていただきたいので、強く要望させていただきたいと思います。 |
委員 | 最近、クマの出没が多くなっている感じがします。錦鯉の給餌機を壊されたとか、木の登った跡があるとか、道路に足跡があるとかたくさんあるのですが、支所ではどのように考えていますか。イノシシも出たりしていますが、電気柵を張るとか、補助が出るようなことはないのですか。 |
事務局 | クマにつきましては、目撃情報が寄せられた都度対応していまして、付近の住民の方に注意喚起や対策を行っています。地域全体に対しても、先日もチラシを配布させていただいております。また、罠も何回か仕掛けてまして、先日1頭を捕獲しました。イノシシ等も含め、情報がありましたら、お聞かせいただいて対応したいと考えております。市としましても、鳥獣被害対策室という専任の所属もできましたので、連携しながら取り組んでいきたいと考えております。 |
委員 | 「市に言っても、何の対策もしないから言わない。」という声を聞く。「給餌機が壊れても補償もないから報告しない。」という人がいて、「報告しなくていいのか。」と聞いたら、「報告をしても、しなくても同じだ。」という話を聞いた。 |
事務局 | クマ等の目撃情報がありましたら、支所へ連絡いただきたいと思います。早朝や夜間においても、警備員から職員に連絡できる体制をとっています。被害の内容によって、集落に近い場合であれば、地域振興課が所管して罠をつけたり、警察と連携して注意喚起を行ったりしています。今年は専門家からカメラを5台借りまして、状況を確認したい場所にはカメラも設置しています。現在の対応状況ですけれども、最近情報があった場所にカメラを2基設置、種苧原中野地区には罠を設置しています。養鯉池の給餌機であれば錦鯉ブランド戦略室と錦鯉養殖組合が動いて、種苧原城山地区には電気柵のモデル設置をするなど対策を行っています。集落の通常の生活に近い部分は地域振興課で対応いたしますし、それが、山の少し入ったところの給餌機被害であれば、錦鯉ブランド戦略室と錦鯉養殖組合が私たちと連携を取りながら進めています。農作物被害が出れば、産業建設課の農作物の担当が動くという体制になっています。ぜひ、委員さんも、住民の皆さんからそういう話がありましたら、支所に一報してくれと言っていただければありがたいです。 |
委員 | 実際に、焼山から竹沢集落側で給餌機が壊されたんですよ。支所に言っても何も対策してくれないと聞きました。 |
事務局 | できる限りの対策はさせていただきたいと思っています。被害や目撃情報がありましたすぐ連絡をするよう、その方にお伝えください。 |
山古志支所長 | クマが出たという事が、人身被害にも繋がることになってしまいます。対策も大切ですけれど、クマが出たという事が注意喚起にもなりますので、そのように説明していただければと思います。 |
委員長 | 他にいかがでしょうか。 |
委員 | 地域委員会の場をお借りしてご案内、お願いという事で恐縮なんですけれども、先ほど事務局の説明にも出ました「小さな山古志楽舎」ですが、区長便でも出させていただいております。この地域委員会でも若い世代が地域づくりにもっと参加してほしいというような話題も出ていました。まさにそのとおりで、地域の若い世代でも、地域づくりをしていくきっかけづくりをして行こうという事で、地域づくりに取り組む「小さな山古志楽舎」という団体を立ち上げております。その団体が、10月23日の震災発生日に、昨年まで「追悼式」を行っておりましたが、「復興の集い」という事で企画を進めております。5時56分に希望の鐘に合わせて黙とうをしてというのは、変わらない形ではありますけれども、市長からのあいさつや、子どもたちの歌とメッセージ、やまこし汁のふるまいも考えております。是非、地域委員の皆様も参列いただきたいと思いますし、地域の中で住民にお声がけいただければと考えております。楽舎のメンバーも10月23日は地域にとって大切な日であるという想いは強くあります。初めてで、ご迷惑をお掛けすることもあると思いますが、よろしくお願いいたします。 |
委員長 | 他にありませんか。 では、私から委員長という立場から少し離れさせていただいて、先ほど、○○委員と、○○委員からのアンケートの件について、課長から説明がありました。そこを深堀するような形になって申し訳ないのですが、結局、住民の方から、何のためにするのかとか、唐突に来てアンケートを書いてくれだとか、集落支援員が行う業務も行政の事業には変わりがない。そこは、課長以下が全員把握してなければいけない案件ではないかなと思います。私は、それがすごく気になっています。アンケートの実施についても、同じ地域内で活動しているNPO団体がアンケートを取りたいと情報提供している。このアンケートには、この完全交通空白地帯と言われている地域に役立てたいと言う意図があるわけです。だから、内容が少し細かく難しくなってしまう。反面、行政のアンケートに関しては、いいのか悪いのか、YESなのかNOなのか単純です。確かに高齢な方に聞くわけですから、先入観はいけないかもしれませんけれども、単純なほうがいいかもしれません。だとすれば、内容や時期などの情報というものを、なぜ共有できないのかということと、住民の皆さんが「これ何のために?」という疑問が出るということは良くない事だと思います。これだけ人数が少なくて、高齢化している地域とは言え、個人情報がこれだけ言われている中で、行政として調査する時には、きちんと導入部分から結果まで、指導なり、関係機関に気を配る必要がある。くどいようですけれども、今の時代はいろいろな詐欺もあります。電話であろうが対面であろうが、地域の高齢化が進む中で不審に思われることは良くない。そこを大いに猛省していただきたい。もう一つは、そういう情報があるのであれば、地域にも色々な組織があるわけですから情報共有を図ってほしい。地域づくりを進めていくうえで情報共有がなければ、根本的に信頼関係がどうなんだろうと不安になります。くどい話をして申し訳ないですけれども、そこに関しては、異議がありましたので十分に研究していただきたい。ともに、行政と地域と一緒になって物事を良くしたいという皆さんばかりという事を踏まえて、政策なり施策を進めていただければと思っております。 |
山古志支所長 | 今おっしゃられたことを、情報収集し、目的などもしっかりと説明しながら、重複しないようにしていきたいと思いますので、今回の事は、私どもも反省しております。今後ともよろしくお願いいたします。 |
【5. 閉会】 | |
委員長 | 以上を持ちまして、第2回山古志地域委員会を閉会します。 |
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