最終更新日 2022年4月1日
会議名 | 第1回小国地域委員会 |
---|---|
開催日時 | 平成24年5月22日(金曜日) 午後3時から午後5時 |
開催場所 | 小国支所 3階大会議室 |
出席者名 | ○委員(14名) 山崎豊士 委員長 鈴木京子 副委員長 中村 官 委員 佐々木重一 委員 田中実雄 委員 山崎廣子 委員 原 郁雄 委員 内山千津子 委員 今井則子 委員 山田晴美 委員 稲波忠昭 委員 板屋 忠 委員 五十嵐元 委員 角山徳郎 委員 ○長岡市 笠原地域政策監 佐藤地域振興戦略部長 佐山地域振興戦略部総括副主幹 野口支所長 小川地域振興課長 岩野市民生活課長 大橋産業建設課長 田中診療所事務長 湯本地域振興課地域振興・防災係長 高橋地域振興課総括主査 丸山地域振興課主任 小林地域振興課主任 ○オープンガーデン実行委員会 1名 ○小国の名力士を顕彰する会 1名 ○傍聴人 (一般 なし 報道 なし ) |
欠席者名 | なし |
議題 | 議題 (1)平成24年度長岡市地域コミュニティ事業の審査について (2)その他 報告 (1)平成24年度当初予算の概要について (2)その他 その他 |
審議結果の概要 | 議題 (1)平成24年度長岡市地域コミュニティ事業について説明。 申請者が事業説明を行い、審議の結果、採択事業が決定された。 (2)その他について説明。 報告 (1)平成24年度当初予算の概要について説明後、質疑応答があった。 (2)その他について説明。 その他 |
会議資料 | 次第(PDF 20KB) 議題1(資料1-1)(PDF 259KB) 議題1(資料1-2)(PDF 554KB) 議題1(資料2-1)(PDF 224KB) 議題1(資料2-2)(PDF 367KB) 議題1(資料3)(PDF 296KB) 報告1(資料4)(PDF 417KB) |
審議の内容
(別紙次第及び資料に沿って議事を進行した。以下要点を記す。) | |
・地域振興課長を進行役に開会 | |
1.開会 | |
2.あいさつ | |
委員長 | 【委員長の挨拶】 |
地域政策監 | 【地域政策監の挨拶】 |
地域振興戦略部長 | 【地域振興戦略部長の挨拶】 |
支所長 | 【支所長の挨拶】 |
3.議事 | |
(1)平成24年度に長岡市地域コミュニティ事業について | |
【地域振興課長が、長岡市地域コミュニティ事業について説明】 | |
委員 | この事業は各地域1団体50万円が上限とのことですが、今回1団体が上限の50万円、もう1団体が21万円の申請です。1地域1団体の採択で2団体を採択出来ないということですが、どちらかを採択しないのは問題があると思います。 もう1点、2番目の団体について23年度に合併市町村住民組織活性化支援補助事業を受けていますが、同じ団体に2度も補助できるのですか。 |
地域振興課長 | 補助金が全く別質であり、同年度でもありません。 |
委員 | 同じ長岡市の補助金ではないのですか。 |
地域振興課長 | 原資が全く違います。市を経由しますが、国の補助金です。 |
委員 | いくつも補助を受けようというのは虫がいいように思いますし、2つの団体のうち1団体を不採択にするのは大変なことです。どのように考えていますか。 |
地域振興課長 | 申請者には事前にプレゼンをして審議する旨伝えてあります。制度で決められていることなので、プレゼンにより決定することになります。 厳正に選考する手立てをしたいと思います。 |
委員長 | 2団体からの提案を受け、よく比較して最終的に採点という形で採択します。 申請者からの提案をお願いします。 |
(申請者入室) | |
申請者 | 【申請者「オープンガーデン実行委員会」が事業内容について説明】 |
委員長 | 意見・質疑はありませんか。 オープンガーデンのやり方について聞かせてください。 |
申請者 | 集落の中を5ブロックに分けてブロックごとに特徴ある5種目の花を植栽する計画です。 |
委員 | 平成20年度から長い年月を経て活動していますが、オープンガーデンで山野草は何種類植えていますか。 また事業計画で、上限50万円が申請されていますが額を減らすことはできますか。 |
申請者 | 今の計画は、集落の真ん中にオープンガーデンシンボルゾーンを作ろうというものです。1年草を中心に植えたいと思います。 また5種類の花を予定していますが、素人集団なので補植しないとうまくいきませんので、補植にも力を入れたいと考えています。 集落内の景勝地に樹木を植えましたが、補植が必要となっています。 |
委員 | 春から秋まである程度花が咲いているということですか。 |
申請者 | そのとおりです。 |
委員 | 集落の状況は大変だと思います。 今まで平成20年から活動し多くの方が訪れ、今後も人を多く呼びたいということで、法末集落の人とのつながりができて集落が活性化するのが目的だと思いますが、どの程度の効果があるのか、また高齢化が進む中、事業は何年くらい継続していくのか聞かせてください。 |
申請者 | 継続性については、生涯現役、命ある限り続けていかなければならないと思っています。女性たちが頑張っている限りは続けられると思っています。 訪れる人の反応は、支援者の協力のもと東京からオープンガーデンモニターツアーを実施していろいろな意見を聞きながら行ってきました。 庭といってもきゅうりやなすなどの野菜と花を混在させた形のオープンガーデンです。一昨年には花より団子できゅうりやなすを買って帰った人たちもいました。新鮮な野菜が手に入るということで別の評価もいただいています。 |
委員長 | 観光客は何名くらいという統計はありますか。 |
申請者 | 具体的な数字はありません。 やまびこという施設があり宿泊客が朝になると集落内を散策し鑑賞して帰られるということがあります。21年にはNSTで放映されたこともあり、市内坂之上から8名、中之島から20名、柏崎から20名来られたことがありました。 やまびこでは年間1,000人を超える利用者がありますのでその人たちが来てくれています。 |
委員 | 花の苗で248,000円とありますが、自分たちで花の苗を起こすことは出来ませんか。 |
申請者 | 私たちには苗を起こす技術はなく、苗を起こすまで至っていません。 |
委員長 | ありがとうございました。 |
(申請者退室) (申請者入室) |
|
委員長 | 次の申請者からの提案をお願いします。 |
申請者 | 【申請者「小国の名力士を顕彰する会」が事業内容について説明】 |
委員長 | 意見・質疑はありませんか。 |
委員 | 説明の中で300万円は募金で集めるということですが、地域コミュニティ事業の補助金は主として講演会の目的で21万円ということですね。 |
申請者 | 300万円という募金目標で顕彰碑を建て、講演会については30万円程度で記念講演会に当てたいものです。 |
委員 | 文化フォーラムに入っていたことがあります。小国氏の碑や俳句の看板を公民館の辺りに建てました。今回の石碑も建てた後の管理十分にやっていただければと思います。 |
申請者 | 役員会の中でも議論しました。他の碑で見る影もない状態になっているケースがあるので、そうならないように場所など管理しやすいように、みなさんに見ていただけるように設置しなければならないと思っています。 小国氏の石碑建立の際はおぐに森林公園に建てました。 |
委員 | 森林公園の石碑は周りがコンクリートで養楽館などの施設もありますが、桜の木の下で見る影もないようになっている看板もあるので、建てた後の責任もきちんとしていただきたいと思います。 |
委員長 | ありがとうございました。 |
(申請者退室) | |
委員長 | 以上を持ちまして地域コミュニティ事業の審議を終了します。 これから選考会に移ります。採点により決定したいと思います。 申請団体と関わりがある委員は退席します。 |
委員 | 一つ質問ですが、補助内容に小国地域は各1団体程度を予定とあります。1団体程度とはどのように解釈すればいいでしょうか。 |
地域振興課長 | 限度額以内の申請であればみなさんの中で選考して2団体いうこともあり得るということです。 |
(関係委員退室) | |
副委員長 | それでは議長を交代します。 採点表により採点を行います。1番目の申請者の採点からお願いします。 |
(採点表の配布・採点・回収) | |
副委員長 | 次に2番目の申請者の採点をお願いします。 |
(採点表の配布・採点・回収) | |
副委員長 | 集計が終了するまでしばらく休憩とします。 |
(10分休憩) (再開) |
|
副委員長 | それでは再開します。申請者は入室してください。 |
(申請者入室) | |
副委員長 | 採点の結果を発表します。【1 オープンガーデン実行委員会 法末集落オープンガーデン事業】の平均点は13.5点。【2 小国の名力士を顕彰する会 小国の名力士顕彰事業】の平均点は7.3点。 オープンガーデン実行委員会の法末集落オープンガーデン事業に決定しました。 |
委員長 | ここから議長を交代し、報告事項に移ります。 |
4.報告 | |
(1)平成24年度予算概要について | |
地域振興課長 | 【地域振興課長が平成24年度予算概要について説明】 |
委員長 | 質疑はありませんか。 1集落1事業の補助金が減ったのは事業として1巡したということですか。 |
地域振興課長 | 1集落1事業については23年度で希望する集落がすべて終わりましたので、減となっています。 |
委員 | 支所長裁量の80万円について、当初当地域委員会では2,000万円は必要だといってきましたが、市としても努力いただいて支所長が意欲的に取り組めるような予算にしてもらいたいと思います。 |
地域振興課長 | 80万円の中身について災害関係の応急措置の予算は含まれていません。突発的に支出しなければならない場合の予算は80万円のうちの30万円です。その他の50万円は支所地域でいろいろなモデル事業を計画した場合に手立てをする予算で、支所地域一律ではありませんが、小国地域は克雪モデルで共助の仕組みを作っていただいて、公助のあり方がどういうふうな形であれば克雪がうまく行くのかをモデル的に集落を選定し実施するため50万円を要求したものです。 |
委員 | 地域の救急箱で2,500万円とありますが、小国地域の予算額について聞かせてください。 東京小国会の交流事業は毎年減額となっていますが支所ではどのように考えていますか。 道路新設改良工事で武石があると聞きましたが本当ですか。 また消雪パイプに関して20%の増額ということで、去年の雪害をみれば仕方がないと思いますしありがとうございます。消雪施設電気料は2割減をした額が掲載されているのでしょうか、去年並みの電気料でしょうか。 |
産業建設課長 | 消雪施設電気料は去年並みの金額です。 |
委員 | 来年はまた減額となると思いますが、その分消雪パイプへ振替はできますか。 |
産業建設課長 | 支出の部分の電気料です。 |
委員 | 24年度は各集落から多少なりとも収入があると思いますが、その分を引いてある額ですか。 |
産業建設課長 | 引いていません。負担金としての歳入となります。 |
地域振興課長 | 東京小国会の予算に限らず、地域固有業務といえども10%シーリングがしかれており、節約の中での減額です。 |
委員 | 地域固有業務で10%シーリングということですが、まつり関係は減額されていません。 |
地域振興課長 | 要求をあげている中で査定されるということもあります。 |
地域振興戦略部総括副主幹 | 地域の救急箱の小国支所分の予算は148万円です。 |
委員 | 予算配分は人口割ですか。 |
地域振興戦略部総括副主幹 | 災害を想定していますので、道路の延長や山林の面積を土木部の担当で按分したものです。 |
産業建設課長 | 新設道路改良については380万円です。内訳は測量委託で3箇所分鷺之島、原小屋、武石です。 |
委員長 | 愛蔵書センターの予算が増額されていますが、増える要素はあるのですか。 ヨウ素剤配備の助成が3,000円から36,000円に増えましたが、考え方やり方を教えてください。 |
産業建設課長 | 愛蔵書センターについては、紙の美術博物館の中にあります。その維持管理費で機能のすべてが総合センターだんだんへ移行したわけではありません。 |
地域振興課長 | ヨウ素剤については旧小国町からの継続事業ですが、今年は更新の年となっています。長岡市が原子力防災計画を今年度策定するということもあります。 |
委員 | ヨウ素剤については旧小国町から配備されています。原発で災害があったら飲めばいいと単純に考えていましたが、飲むタイミングは指示が出ないと飲めません。緊急ラジオで知らせても全地域に周知できません。 副作用について聞かせてください。 |
地域振興課長 | 体質的に合わない人もいることを聞いています。旧小国町で配布した際は、事前に医師と相談して自分の体質を確認してくださいと連絡した上で配布しました。 |
委員 | 10年も20年も前の話でみんな忘れていると思います。 |
地域振興課長 | 合併後、今年原子力防災計画を策定することになっていますので、計画の中で進めていくことになります。 |
委員 | 防災計画を徹底して記述してもらいたいと思います。 |
委員長 | 次にその他の報告に移ります。 |
4.報告 | |
(2)その他 | |
地域振興課長 | 【地域振興課長が小国地域総合センターの利用状況について説明】 【地域振興課長が空間放射線量の測定結果について説明】 |
委員 | 小国地域に放射線の測定器が3月に配備されました。配備されたので新たに集落にポイントを決めて測定するという話を前に聞きました。それについての報告をお願いします。 集落数が多いのですが、選ばれたところだけ測定すればいいということにはならないと思いますが、新たに測定器が配備されてからどのようにしているかについて、いつどこで測定したか教えてください。 県の測定では地上1メートル地点で空間放射線量の測定になっています。小国地域ではどのように測定を行っているのか教えてください。 小国地域の測定の結果を公表するということでしたが、いつどのように公表するのか、また今回公表したとして今後はどのように公表していくのか。どのくらいのスパンで測定していくのか。 支所で測定をしているときに集落の住民が立ち会って、測定数値を確かめたいという要望があります。原発の事故以来、公的機関の発表が全部正しいのかという疑いを持っているというか、信じられないという住民心理があります。 また以前に地域振興課長に測定器の貸し出しについて聞きましたがどのようになっていますか。 5月1日に小国地域で14箇所計測を行いましたが、継続的に計測しているのは支所だけです。毎朝測定し、異常値が出たことはありません。5月1日は集落の方から立会いを求めたわけではありませんので、信用できないといわれればそれまでですが、全地域調べてこのような数値となっています。 貸し出しについては、市としては現時点では考えておりません。 |
委員長 | 前回の地域委員会でも住民の安全を守るという同じ結論でした。 前回では貸してもらえるかもしれないということでしたが、貸し出しはしないという方針が示されました。 次の報告事項に移ります。 |
委員 | 【委員が元気な小国を育てる事業及び高齢者元気支援事業について説明】 |
産業建設課長 | 【産業建設課長が小国地域生活交通について説明】 |
委員 | 要望があります。 バスについて廃止にならずに良かったと思っています。人数は少ないですが診療所に通うお年寄りの方、総合センターを利用する方が大変喜んでいます。 バスの色について普通の会社のマイクロバスと区別がつかないので、できれば小国の生活交通バス「OKバス」だとわかるようなデザインの入ったものにしてもらえればと思います。 楢沢の越後交通の車庫やバス停が使えないと冬場は道も狭いし危ないと感じます。上地区しか使わないのだから使わせてもらえるといいと思います。 |
産業建設課長 | バスの表示については運行形態をマグネット方式で表示しています。愛称の「OKバス」を使ってNPOの方で表示しています。ラッピングについても検討しましたが当初経費を見ることができなかったということが正直いってあります。 楢沢地区のバス停については地域の声として意見をいただいています。そのような意見を踏まえた中で今後協議できることであれば次の分科会で協議していかなければならないと思っています。 |
委員長 | 以上で報告事項を終わります。 今後の進め方については、第一分科会、第二分科会とも大至急方向性をまとめて具体的な計画を動かしてもらいたいと思います。 今後4回に渡って正式な会議を予定しています。5月、8月、12月、3月でまた個別に連絡します。分科会については昨年同様各分科会で自主的に動くということで出来る限り地域委員会と併せながら計画してもらいたいと思います。 前回協議会や他団体との交流会、意見交換などみなさんに定例的に参加していただいています。特に総代会、生産組合との打合せなどいろいろ具体的に地域委員が動きは伝わっています。地域委員会の中でどう反映させられているかは希望にもなってきますので、成果に結び付けられればと思っています。 |
委員 | 先日、激しい風のときに近所の廃屋からアタンが飛んで危険な状態がありました。また、七日町集落では集落で空き家を解体するというようなことがありました。長岡市内の人からも長岡の市内でも空き家が多くなり管理がうまくいっていないという話がありました。他の市では条例を作って指導等がされていると聞いています。市で命令を出すとか解体するなどの方向があると思いますが、まずは最低限その家に何とかするよう指示できるような対応ができないかというお願いです。 |
地域政策監 | 一昨年まで危機管理監をしていました。空き家対策は都市整備部が中心となって動いており、都市整備、危機管理、環境などもろもろ所管の中で条例を提案しますので、間に合えば6月議会、間に合わなければ9月議会で提案して議決いただきたいと思います。 |
委員長 | ただいまを持ちまして、第1回小国地域委員会を閉会します。 |
このページの担当