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トップ > 市政 > 地域委員会 > 中之島地域委員会 > 平成22年度第1回 中之島地域委員会会議録

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平成22年度第1回 中之島地域委員会会議録

最終更新日 2022年4月1日

会議名 平成22年度 第1回 中之島地域委員会
開催日時 平成22年5月21日(金) 15:30~17:05
開催場所 中之島支所 3階 大会議室
出席者名 【委員】
田口 正一  委員長   地域代表
金子  功  副委員長  地域代表
塩入 清補          地域代表
石川 幸夫          地域代表
高野 輝夫          地域代表
齋藤 清利          地域代表
高森 精二          地域代表
本名 浩利          地域代表
大竹 勝巳          学識経験者
松澤 悦子          学識経験者
吉野久美子          学識経験者
柿本美恵子          学識経験者
中村 祐子          学識経験者

【高橋竹之介顕彰会】
山本会長

【長岡市】 
地域政策監          山崎 和夫
中之島支所長        小黒 憲雄
支所各課長・事務局
地域振興戦略部2名

【報道関係、傍聴人】
傍聴人1名
欠席者名 【委員】
原田  敏         学識経験者
議題 1 地域コミュニティ事業補助金について
報告事項 1 上下水道・消雪パイプ制度の統一について(地域振興戦略部)
会議の概要  平成22年度地域コミュニティ事業補助金について、「高橋竹之介顕彰会」の「高橋竹之介の業績の発掘と普及事業」へ助成することを決定した。
会議資料 平成22年度第1回中之島地域委員会次第(PDF 4KB)
平成22年度長岡市地域コミュニティ事業補助金申請団体一覧(PDF 9KB)
水道・下水道・消雪パイプの制度統一について(PDF 20KB)

会議の内容

【あいさつ】
田口委員長 (省略)
山崎地域政策監 (省略)

【地域コミュニティ事業補助金について】
田口委員長  事務局より説明をお願いしたい。
地域振興課長  平成22年度地域コミュニティ事業補助金について、中之島地域では、「高橋竹之介顕彰会」より申込みがあった。
 事業名は、高橋竹之介の業績の発掘と普及事業。補助対象経費は706,000円、補助金申込額は500,000円である。
 これから、応募団体よりプレゼンテーションをしていただき、その後地域委員の皆様から、当該事業について、地域活性化の波及性、事業の実現性や独自性等を観点に審査をお願いしたい。
 今回、申込は1団体であるが、事業の内容や審査の過程において、不採択もあり得ることをご承知置きいただきたい。
高橋竹之介顕彰会山本会長 (「高橋竹之介の業績の発掘と普及事業」について説明。事業概要については、資料「平成22年度長岡市地域コミュニティ事業補助金申請団体一覧」のとおり)
田口委員長  今の説明について、質問があったら発言願いたい。
吉野委員  胸像を作りたいとのことだが、どのくらいの大きさのものか。
高橋竹之介顕彰会山本会長  肖像画を基に、一般的な体型の人と同じくらいのサイズの胸像を作りたいと考えている。
大竹委員  杉之森公会堂に展示したいとのことだが、いつでも、誰でも見ることができるのか。
高橋竹之介顕彰会山本会長  普段は施錠してあるが、事前に連絡をいただければ、鍵を開けて見学できるように対応する。
本名委員  遺品等の管理はどのように考えているか。
高橋竹之介顕彰会山本会長  遺品を我々で管理させていただけるかどうかは、今後の親族との話し合いによる。
 展示するものは複製となるが、もし遺品をこれからも管理させていただけるならば、厳重に保管する。
吉野委員  来年度以降の維持管理等をどのように考えているか。
高橋竹之介顕彰会山本会長  現在会員は10名である。長い年月維持管理していかなければならないことから、現会員が若い世代に伝えていくような教育をしていきたい。
田口委員長  他に質問があったら発言願いたい。
 無いようなので、これから地域委員会による審査を行う。
(高橋竹之介顕彰会 山本会長退席)
田口委員長  これから、地域委員会による審査、決定を行う。今のプレゼンテーションを聞いて意見があったら発言願いたい。
吉野委員  地元の文化を掘り下げたとても良い企画だと思う。展示場所も公会堂という庶民的で、入りやすい場所である。
 社会福祉協議会が各地域で実施しているいきいきサロンでも、地元の文化を探ろうと大竹邸記念館等で研修会を行っている。
 地元の文化を掘り下げ、公開することは素晴らしいことだと思うので、この事業に賛成する。
松澤委員  吉野委員と同じくこの事業に賛成である。
 大竹貫一氏は有名であるが、高橋竹之介氏の功績も素晴らしいものがある。
 これだけの偉人が中之島地域の杉之森から出られたということは、広く周知するべきである。
 遺品も数多くあるとのことなので、複製を作って展示し公開することで、地域の偉人を多くの方々に知ってもらいたい。
石川委員  河川改修にも関わり、多くの功績を残した偉人である。さらなる発掘に期待するとともに、高橋竹之介氏を広めていただきたい。この事業に賛成である。
田口委員長  他に意見があったら、発言願いたい。
 3名の委員から賛成意見があったが、他に意見が無ければ、地域委員会として、「高橋竹之介の業績の発掘と普及事業」を採択することで決定してよいか。

(満場一致で賛成)
田口委員長  平成22年度地域コミュニティ事業は、高橋竹之介顕彰会が実施する「高橋竹之介の業績の発掘と普及事業」を採択することに決定する。
 それでは、報告事項に入る。

【上下水道・消雪パイプ制度の統一について】
田口委員長  地域振興戦略部より説明をお願いしたい。
河内地域振興戦略部特命主幹 (資料「水道・下水道・消雪パイプの制度統一について」により説明)
田口委員長  今の説明について、質問、意見等あったら発言願いたい。
齋藤委員  下水道に関して、制度が統一されれば、加入率に関係なく2,845円で済むのか。今後普及率が上がり、加入率が下がった場合、金額は変わるのか、それとも加入率は関係ないのか。
河内地域振興戦略部特命主幹  現在、中之島地域は精力的に下水道整備を図っているところである。中之島地域と寺泊地域以外はほとんど下水道が整備されている。
 一般的には下水道が整備され、多くの方から加入してもらえれば、収入が入るので、料金が下がると考えられるが、昔に整備された施設の更新に経費がかかることを考えると難しいと思う。
 今回は、合併から5年が経過し、現在の地域間の違いを統一しようということでの提案である。下水道料金が今後どうなるかは明言できない。
齋藤委員  長岡地域の普及率、加入率はどのくらいか。
河内地域振興戦略部特命主幹  旧長岡市の普及率は100%である。越路地域、三島地域、与板地域についても、下水道区域については、整備は100%である。加入率は数字を抑えていないが、100%ではない。
齋藤委員  消雪パイプについて、信条地区はどこに影響するのか。信条保育園前の消雪パイプも影響するのか。また負担額はどのくらいか。
河内地域振興戦略部特命主幹  細かい部分は支所で回答するが、中之島地域は約20箇所、行政で管理し電気料を負担している路線がある。
その区域は、中之島地域ほぼ全域にわたっていることから、信条地区も影響してくると思う。
山崎地域政策監  場所や条件によって金額がどうなるかはこれから算定する。基本的な考え方は、一般的な家庭において、3つの制度をまとめた場合に、新たな負担が生じないようにしたいということである。
 中之島地域で言えば、下水道使用料が月額約1,800円下がるので、消雪パイプの電気料負担はその範囲内でお願いしたいという考えである。
地域振興課長  河内地域振興戦略部特命主幹が説明したとおり、中之島地域では当時町が設置し、現在は市で管理及び電気料を負担している消雪パイプが約20箇所あり、三沼地区を除く全地区にある。
高野委員  当時町が設置し、現在市が電気料を負担している消雪パイプが20箇所以上あるとのことだが、電気料の総額はいくらか。
河内地域振興戦略部特命主幹  3年間の平均年間電気料は、中之島地域全体で約190万円である。
高野委員  路線の中に学校等公共施設がある場合、その消雪パイプも対象となるのか。
河内地域振興戦略部特命主幹  路線の中に公共施設がある場合、基本的には行政で負担していきたいと考えている。
金子委員  当時町が設置した消雪パイプはほとんど、地元より他の地域住民の通行の利便性を図るために設置したものである。地元にとっては必要性が低い路線もある。その路線まで地元住民に負担を求めるのか。井戸が壊れた場合はどうするのか。十分に検討、配慮してほしい。
河内地域振興戦略部特命主幹  他の支所地域でも同様に、隣接する世帯だけではなく、不特定多数の方が通る路線の消雪パイプに対して、受益という考え方はどうかとのご意見があった。
 機械除雪の地区では、家の前に雪を置いていかれた場合、その世帯は除雪をしなければならず、消雪パイプがある地区との格差があることから、ある程度の受益者負担をお願いしたいという考えであることをご理解いただきたい。
 井戸が壊れた場合はどうするかとのご質問について、今回お願いしたいのは、維持管理や更新に関する費用ではなく、電気料の負担であることをお含みおきいただきたい。
大竹委員  私の町内には、一昨年、市の補助と地元負担合わせて2,000万円の経費をかけて消雪パイプを設置した路線があり、1世帯当たり年間12,000円を積み立てて、消雪パイプの電気料や維持管理費に充てている。
 そのすぐ隣には行政が設置した消雪パイプがあり、一切負担がかかっていないが、その部分についても、現在町内で管理している消雪パイプと同じように負担するものと考えてよいか。
河内地域振興戦略部特命主幹  そのようにご負担いただきたいと考えている。
大竹委員  私の町内に中之島保育園があるが、公共施設は負担が生じないとのことだがどうなのか。
河内地域振興戦略部特命主幹  長岡地域では、ほとんどの消雪パイプを地元で整備し電気料を負担しているが、行政が所管する施設がそこに入っていれば、その部分は行政が負担しているので、同じ扱いになると考えられる。
本名委員  中西橋は見附市と隣接していることから、公共的な角度、観点からもよく考えてほしい。電気料は地元負担と言われても大変である。長岡市と見附市がどのように精査しているかわからないが、このような公共的な交通網は市で負担してほしいので、ご検討いただきたい。
河内地域振興戦略部特命主幹  所管課の土木部道路管理課に今のご意見を伝える。
 すべての路線について住民負担を求めるのではなく、先ほど地域政策監が説明したとおり、過度な負担にならないようにしたいと考えている。
 地域条件等を加味し、現地を確認したうえで、どのような負担方法が良いのか、今後地元の方々と詰めていきたい。
金子委員  我々にとって一番重要な問題は、消雪パイプが壊れたときの修理費や維持管理費についてはどうなるのかということである。まずこの問題をはっきりしてほしい。電気料を負担してほしい、3つの制度をセットで考えれば新たな負担は生じない、同じであるとのことだが、一番大事な問題を先送りにされ、後々負担してほしいと言われても大変な問題となる。長岡地域はどのようになっているか聞かせてほしい。
河内地域振興戦略部特命主幹  長岡地域でも、昭和43年以前に行政が設置した消雪パイプがあるが、それ以降はすべて地元の負担で整備している。
 行政が設置した消雪パイプは、行政で維持管理しているが、電気料については地元でご負担いただいている。
 今後、維持管理まで負担を求められても大変であるとのご意見は他の支所地域でもあった。このご意見は、各支所地域の強い要望として受け止め、そのような負担は避けてほしい旨本庁担当課に伝え、なるべく地域の皆様に迷惑のかからないよう今後詰めていきたいと考えている。
大竹委員  維持管理は、町内で設置したものと市が設置したものを別個に考えてよいか。維持管理費については、各町内が自費でつくったものは、町内の積み立てで対応し、市が設置したものについては市が対応するという考えでよいか。
河内地域振興戦略部特命主幹  本日は、3月議会で示した基本的な統一方針の説明である。細かい部分については今後議会に諮りながら、具体的な質問の内容についてお答えできる時期になったら、町内会長等地元の方々に直接お話していきたいと考えている。
石川委員  消雪パイプの井戸は大変な金額がかかる。補修等については、市は負担しないということになると大変であり、何割かは市で負担してほしい。一気に地元負担が増えても問題である。
河内地域振興戦略部特命主幹  現行では、中之島地域は補修費用の6割を市で補助している。長岡地域は3割である。
 今後、長岡地域の補助率引き上げや、現在長岡地域では対象となっていない井戸の補修についても補助対象とする等、中之島地域の実態も勘案し、検討、見直しをしていきたいと考えている。
大竹委員  先ほど説明した消雪パイプを設置した理由は、出勤時間に除雪が間に合わないからであり、皆で話し合い、2,000万円という経費をかけて設置したものである。今まで6割補助だったものが、3割補助となると今後の地元負担は膨大なものになる。そのことも十分に考慮してほしい。
 出勤時間に除雪が間に合わないから消雪パイプを設置したという経緯があることもぜひ振り返ってほしい。
河内地域振興戦略部特命主幹  せっかく敷設した消雪施設である。有効に活用していかないと、地域全体の除雪問題に対応できないことから、今のご意見や皆様の切実な想いを本庁担当課に伝えたい。
小黒支所長  合併後5年が経過したが、地域固有の業務、制度を現在も引き継いでいる。
 住民負担を考慮し、合併当時統一できなかった大きな問題として上下水道、消雪パイプがあるが、この3つの制度を合併後5年が経過したところで見直しをして、一体感の醸成、不均衡の是正を図ろうという考えである。
 ただ、そこには負担が付いてくるが、先ほど地域政策監が説明したとおり、今回お示しした上下水道、消雪パイプの3つの制度統一を図っても、新たな負担が生じないようにしようということであり、中之島地域で言えば、下水道使用料が月額約1,800円下がるので、この範囲内で、現在行政が負担している消雪パイプの電気料をご負担いただきたいという考えである。
 以前地域委員会でも中之島地域の下水道料金が高いので下げてほしいという意見があったが、この機に見直しを図り、あわせて消雪パイプ電気料についても、地元負担の地区もあれば、行政が負担し地元負担がない地区もあることから、この格差を解消しようというものである。
 制度調整については、皆様からのご意見を参考に、これから検討を進めていく事項も多い。現段階でお答えできることは限られるが、皆様は地域の代表であり、地域の方々からの問い合わせに対応していただくためにも制度調整の現状を把握していただきたい。
本名委員  消雪パイプについては、100%公共的なものと、一部公共的なもので分けて考えることはできないか。
小黒支所長  学校等公共施設がある場合、その部分については電気料負担を求めない。
 先ほど本名委員からご質問のあった中西橋の件についても、当時町が危険であると判断して消雪パイプを設置したものであり、個人的には公共性が高いものと考えている。
 あくまで住宅に面している消雪パイプについてご負担をお願いしたいということが基本的な考えである。
田口委員長  合併後5年が経過し、新市の一体感の醸成を図るためには、統一基準を作る必要があると思う。農業問題でも、今まで行政で負担していたものが、昨年度から受益者負担となった例もある。
 皆様からいただいた意見、要望を聞き入れていただき、また、地域性を考慮しながら今後検討を進めていただきたい。
小黒支所長  昨年度の地域委員会で、平成22年度にこれまでの事業、制度について、あらゆる面から見直しを行うことを説明させていただいた。上下水道、消雪パイプ、農業問題だけではなく、地域固有の業務も含めて今後見直していく。
 事業、制度の中には各地域で差があるものもあり、公平、公正の観点から統一を図る方向で現在作業を進めているところである。
山崎地域政策監  制度統一についてはいろいろな考え方がある。長岡市の場合は、合併当初から統一する考えと、本来合併時に統一したかったが、いい案がなかったため、合併前の制度を継続し、案を作成した段階で皆様にお示ししてご意見をいただき、できるだけ早く統一を図るという考えである。
 上下水道、消雪パイプの制度統一については、セットで考えた場合、この案ではどうかというものができたことから、今回皆様にお示しし、ご意見を伺っているものである。
 市長は、共存共栄の精神を考えたとき、無理に制度統一を図るのではなく、市民の皆様が理解できる案ができたときにしよう。ただし、できるだけ早くという考えであることをご理解いただきたい。
 上下水道にしても、消雪パイプにしても、かかる経費は受益者負担と税金で賄っている。
使用料や利用料をどのように負担してもらうか考えたとき、受益者負担の割合を増やすか、税金を投入する割合を増やすか、そのバランスをどうするかは難しい問題であるが、その調整を現在進めているところである。
 水道を例に挙げれば、使用量の多少に関わらず同じ水道料金というわけにはいかないことは容易にご理解いただける理屈と思う。
 このようなことから受益者負担の原則を掲げ、取り組んでいることを合わせてご理解いただきたい。
田口委員長  以上をもって本日の地域委員会を閉会する。
  以上

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