最終更新日 2017年4月1日
Q 夕張の例があります。長岡は本当に大丈夫?
A 心配ありません。大丈夫です。
災害や合併の前から行財政改善に取り組んだ成果が出ました。災害復旧も順調に進んでいます。これからは災害を乗り越え、積極的に打って出る時期です。
Q なぜ今、市役所の移転なのですか。
A 耐震性に問題があり、スペースも不足しているからです。
今の本庁舎は外見は丈夫そうですが、国が定める防災拠点に必要な耐震基準の6割の耐力しかないという診断結果が出ています。
さらに、30年前の事務量を前提とした設計なので、合併で事務範囲の広がった今、スペース不足も深刻で、すでに組織の3分の1が本庁舎外に分散しています。
ほかに、車を運転しない人にとって利用しづらい立地であるなど、さまざまな問題点が浮き彫りになっています。
Q 本庁組織を支所に分散すればいいのでは。
A 本庁組織は旧長岡市民にとっての窓口です。遠くへ移転すれば大勢の市民に不便をおかけします。
Q 移転先が中心市街地である理由は?
A いちばんお金がかからないからです。
移転先の候補は長岡操車場跡地、中心市街地、現在本庁舎のある幸町の3つでした。候補を絞るにあたって考えたのは、私たちの子や孫の世代に負担を残さないこと。比べてみると、中心市街地に移転する場合、通常は出ない国の補助金を受けることができるため、耐震補強などと比べても市民負担が少なくてすみます。
また、市役所に多目的ホールや屋根付き広場を併設することで人が集まり、まちの活性化につながるという効果もあります。
Q 中心市街地では駐車場が心配です。
A 駐車場は十分整備します。
現在の本庁舎の駐車場は、350台分のスペースで間に合っています。中心市街地では余裕をみて500台の確保を見込んでいます。もちろん市役所利用者の駐車料金は無料。ゆったりした、駐車しやすい駐車場にします。
Q 中心市街地にどんな市役所をつくるのですか?
A 今よりも便利で、用事がなくてもみんながぶらりと立ち寄れる場所です。
中心市街地は、車を運転できない方がバスなどでも来やすい場所です。さらに、新しい市役所では「たらいまわし」がおこらない便利な窓口を築き、今よりもサービスアップをはかります。
また、市役所に隣接して広場やホールを整備します。そこでは常に何か楽しいイベントをやっていて、用事がなくてもぶらりと立ち寄ってしまう。そんなまちのにぎわいの発信地でありたいと考えています。
新しい長岡のまちづくりには、市民と市役所がともに考え、ともに取り組むことが必要。これこそが「市民との協働」です。その拠点として、大勢の市民が集まる場所に、市民と市役所の垣根をなくした、新しいスタイルの市役所をつくります。
Q 幸町の今の本庁舎は壊してしまうのですか?
A 壊さずに有効活用します。
今の本庁舎は、一般的な施設に必要な耐震補強を施し、中央公民館を中心に市民が自由に使える活動の場として、有効活用を考えています。壊してしまうわけではありません。
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