長岡技術科学大学に新たに2つの研究棟が誕生。完成を祝う式典と見学会が行われました。
完成したのは「DXRものづくりオープンイノベーションセンター」と「リージョナルGXイノベーション共創センター」。
DXRセンターには、金属や樹脂の造形ができる3Dプリンターなど最新鋭の機器を設置。ものづくり企業の新事業創出を支援し、地域経済の活性化を目指します。
GXセンターでは、農産物やエネルギーの循環に関する実証試験などを実施。他大学などと連携しながら、1月に文部科学省から採択を受けた「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」の研究を進めます。
学長の鎌土重晴さんは「地域・産業界との共創拠点として社会に貢献できる研究成果を生み出し、未来を切り開いていきます」と意気込みを述べました。
式典に先立ち、J-PEAKS事業の取り組みと今後の展開を広く共有するため、シンポジウムも開催されました。
磯田市長は「大学・産業界・行政が三位一体となり、地域・産業の振興に取り組んでいくことを市の産業政策の柱にしている。大学のすばらしい技術が社会実装される動きを長岡から出していきたい」と期待を込めてあいさつしました。
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