ミライエ長岡で、アフリカのマラウイ共和国の大使館で特命全権大使を務めている長岡出身・大矢洋一さんを囲んで、中・高校生向けの座談会を開催しました。
大矢さんは和島地域出身。長岡工業高等専門学校での学生生活を経て外務省に入省し、約30年間で10カ国11公館での勤務を経験しています。参加した生徒を前に、外務省に入った経緯や外交官の仕事内容、マラウイと日本の関係などを紹介。
マラウイ出身で県内の大学に通う留学生のカンガ・クレバー・ンコクウェさんと、マラウイの食べ物やあいさつ、年長者が生活の知恵を伝える成人式の伝統などを説明しました。大矢さんは「日本の常識は外から見るとそうでないこともある。自分を解放し新しい視点を持つともっと能力が発揮できる」と伝えました。
参加した高校2年生の桑原結さんは「色々な国の文化に興味があって参加した。海外では英語だけでなくコミュニケーションと挑戦が大事という話が印象に残りました」と話してくれました。
この日、大矢さんは磯田市長を訪問。市長は「子どもたちとの交流の機会をつくっていただき感謝。留学生の受け入れなど新しいつながりも期待したい」と述べました。
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