市は市民生活の向上と行政事務の効率化を目指し、民間企業などの先進技術やアイデアの活用を進めています。その一環で、外国籍の人や障害のある人とタブレット端末でコミュニケーションできる多言語同時通訳システムを福祉窓口に試験導入しました。
コニカミノルタジャパン(株)が提供するシステムは、話し言葉をタブレット画面にリアルタイムで文字化し、同時に音声での通訳も行います。32カ国語を機械通訳するだけでなく、通訳者が待機するコールセンターにつなぐことも可能。外国語や手話の通訳者を介さず、スピーディーに相談できます。
これまで窓口で中国語の通訳をしていた職員はシステムを使用し、「機械通訳でも正確にコミュニケーションできた。タブレットに取り込まれた会話の内容は、やりとりの後にすぐ削除できるので安心です」と話しました。
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