市水道局は今年から、水道管の漏水箇所を効率的に見つけるため、AIによる衛星画像解析を活用しています。AI解析で漏水の可能性があるとされた寺泊地域の住宅街で、水道管の点検を行いました。
市内の上水道の総延長は約2,200キロメートル。これまで、道路に当てた漏水検知器から聞こえる音を頼りに、全ての管路の上を歩いて点検していました。
新たな手法は、人工衛星から照射した電磁波の反射状況を撮影し、画像データをAI技術で解析。漏水の可能性がある場所を絞り込んでから現地で点検します。
これにより、調査のサイクルを10年から3年に短縮し、経費を6割程度削減できると見込んでいます。
私たちの生活に欠かすことのできない水道水。
積極的に新技術を取り入れながら効率的な管理・給水を行い、これからも安全な水をお届けします。
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