農作物や微生物など再生可能な生物資源を利用し、持続的な循環型の経済社会を拡大させる考え方を指す「バイオエコノミー」。長岡市は国が認定する「地域バイオコミュニティ」(国内4地域)にも選ばれており、バイオエコノミーなど資源の完全循環の実現に力を入れています。
今回で3回目となる長岡のバイオの未来を考えるシンポジウムをアオーレ長岡で開催。内閣府や経済産業省、企業、大学・高専など、オンラインを含め全国から300人を超える関係者が集まりました。
市内でのバイオエコミノーの事例発表では、長岡農業高校の生徒たちも取り組みを紹介。生ごみバイオガス発電センターの発酵残さの肥料化を目指し、3種類の肥料に分けて栽培したダイコンの生育状況の違いなどを報告しました。
また、ベジタリア(株)、(株)INDEE Japan、(株)プラントフォーム、岩塚製菓(株)、長岡技術科学大学の有識者らが、バイオの産業化に必要な条件などを話し合いました。
磯田市長は「長岡では、生ごみのバイオガス事業や下水汚泥の肥料化への取り組みが進んでいます。全国各地にある拠点と連携し、バイオ産業を育てていきたい」と意気込みを語りました。
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