市は6月7日に、NTT東日本と「イノベーション都市 長岡」の実現に向けた連携協定を締結しました。
締結記念として7月27日に、長岡技術フォーラムを開催。デジタル社会をけん引する技術者や長岡発のIT起業家が一堂に会し、天才プログラマー・登大遊(のぼり だいゆう)さんが県内初となる講演を行いました。
独立行政法人 情報処理推進機構のサイバー技術研究室長のほか、ソフトイーサ㈱代表取締役、筑波大学産学連携准教授、NTT東日本特殊局員など、さまざまな顔を持つ登さん。昨年はTBS系のテレビ番組『情熱大陸』にも出演し、話題を集めました。
講演で登さんは、「日本は多くの産業技術で世界のトップになった。ICT(情報通信技術)分野でトップになれていないのは、試行錯誤できる環境が許されてこなかったから。“おもしろい”“インチキ”なネットワークやコンピューティングの環境が必要です。自由な技術開発が進めば、自然に人材が育ち、技術が生まれる」と話しました。
磯田市長は「長岡のイノベーションは今、国からも注目されています。最新の技術動向を学び、IT、DX、イノベーションをさらに進めていくヒントを見つけたい」と述べました。
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