長岡藩家老・河井継之助が主人公の映画「峠 最後のサムライ」が、ついに全国公開されます。
累計発行部数398万部を超える司馬遼太郎さんの小説「峠」を初めて映画化。継之助役の役所広司さんをはじめとする豪華キャストで、幕末の風雲児・継之助の最後の1年を描きます。
公開に合わせ、市は関係団体と連携して観光PRや誘客に取り組みます。
市内小・中学生の映画鑑賞料金の500円割引や、対象店舗でお得なサービスを受けられる半券キャンペーンなどを展開し、多くの人が継之助の魅力に触れる機会をつくります。
19日にはT・ジョイ長岡で、記者発表と試写会が行われました。
監督・脚本を務めた小泉堯史(たかし)さんは「地元の協力が非常に大きく、ロケ地として俳優の演技を支えてくれました。映画でこだわったのは言葉。その時代を生きた人のせりふとして、一つ一つに耳を傾けてほしい」。
磯田市長は「感染症で社会が弱り、戦争で世界に危機が迫っている今こそ、多くの人に鑑賞していただきたい。継之助の考え方は、困ったときや壁にぶつかったときに大きな力になる。長岡には大変な時代を切り抜けていく力があるということを、市民のみなさんに改めて感じてもらいたい」と話しました。
映画の公開日は6月17日(金)。
同日から河井継之助記念館で企画展を開催します。
ぜひ、鑑賞の前に予習してみてはいかがでしょうか!
★映画公式ホームページ
★河井継之助記念館ホームページ
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