小国地域の法末小学校の児童が昭和51年に創立100周年を記念して作ったタイムカプセルの開封式が、当時の校舎だった自然の家やまびこで行われました。
タイムカプセルは当初、20年後に開封する予定でしたが、昭和63年に閉校したこともあり、存在を忘れ掛けられていました。しかし、発起人の法末集落の総代・内山英機さんが在校生だったことと、令和元年、そして集落の全員避難を余儀なくされた中越大震災から15年の節目ということで開封を企画。同集落で活動する地域おこし協力隊の2人も実行委員として協力しました。
当時の在学生33人のうち19人が集まり、地域の人も見守る中、ついにタイムカプセルを開封。ドキドキで中を見るとそこには1人ひとり名前入りの封筒が。
書道作品、将来の夢や故郷への思いなどをつづった作文、自宅や友達との写真のほか、おもちゃなども収められていました。
43年の時を超えて再開した子どものころの自分に、懐かさもあり、ちょっぴり恥ずかしさもあり。みんなが当時に戻ったように思い出話に花を咲かせていました。
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