長岡空襲の惨禍を記録・保存、伝える「長岡戦災資料館」の来館者が、30万人に到達しました。
記念セレモニーでは、平和学習で訪れていた深沢小学校の児童15人に長岡空襲体験画集を手渡しました。
児童たちは体験者の話を聞いた後、館内を見て回り「長岡が焼け野原だったことに驚きました。昔の人の努力で、今の長岡があると思います」と真剣な表情で説明に耳を傾けていました。
戦災資料館は、長岡空襲を後世に伝えていくという市民の想いから平成15年に開館し15年。体験を語る会の開催や遺影の収集など活動の輪を広げ、来館者もここ数年増えて年間約2万人が訪れています。
これからも、戦争体験者と戦争を知らない世代との交流、平和の尊さを学ぶ場としてあり続けます。
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