1,486人の尊い命が奪われた長岡空襲。旧制長岡中学3年生だった原田新司さんも両親含め家族7人全員を失いました。そして、原田さん(写真3枚目)は今年1月6日、86歳で亡くなられました。
その原田さんの「悲惨な体験を風化させたくない」との遺志により24日、長岡戦災資料館に平和を象徴する記念品が寄贈されました。
原田さんと生前親交の深かった鋳金作家・原益夫さんの作品「命を繋ぐ」で、母親フクロウが我が子をやさしく抱き、守っている様子を表しています。
原田さんの妻・玉栄さんから作品を受け取った磯田市長は「戦争はいけないという原田さんのご遺志、資料館で活動するボランティアのみなさんの思いを市民、特に未来を担う子どもたちに伝えていきます」と感謝を述べました。
★原田新司さんの体験談は、市政だより(H27.8)でご紹介しています
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