昭和20年8月1日の長岡空襲から71年。昨年、市は8月1日を長岡市恒久平和の日として条例で制定しました。
今日は朝から、慰霊と平和への願いを込めた行事を市内各所で行いました。
午前6時から平潟神社の戦災殉難者慰霊塔前で行った「戦災殉難者慰霊祭」では、遺族や関係者などが空襲で亡くなった1,486人の冥福を祈りました。
午前7時からの昌福寺(四郎丸4)での「戦災殉難者墓前法要」。戦争で亡くなった方の早朝墓前供養を行いました。
午前8時からは平和の森公園で「平和祈願祭」を行い、戦災で亡くなった児童・生徒を慰霊しました。
そして、午前9時からは戦争で亡くなられた方々の慰霊と世界の恒久平和を祈念し、戦争の悲惨さや平和の尊さを次代に伝えるため「長岡市平和祈念式典」を開催しました。遺族や各地域からの小・中学生などの市民、姉妹都市・米国フォートワース市から来岡中の青少年など約1,400人が出席。献花台に花を手向け、黙とうをささげました。
また、広島平和記念式典に出席する中学生代表へ小学生から折り鶴が託されました。.
午前10時30分から明治公園で行った長岡空襲爆撃中心点の碑の除幕式。長岡空襲の史実を後世に伝えます。
午後2時からのながおか平和フォーラム記念講演会で、戦場カメラマンの渡部陽一さんが世界を取材しての経験から平和の大切さを語ったほか、高校生が平和関連活動を発表しました。
アオーレ長岡では、3日まで長岡空襲で犠牲となった尊い命を悼むため市民献花台「鎮魂たむけの花」を設置しています。ぜひお立ち寄りください。
そして午後10時30分。長岡空襲が始まった時刻に合わせて慰霊の花火「白菊」を打ち上げました。空襲で亡くなられた方々への慰霊、復興に尽力した先人への感謝、恒久平和への願いを込めて、白一色の尺玉を3発を打ち上げ、寺院では慰霊の鐘が鳴り響きました。
明日から2日間、長岡まつり大花火大会です。新しいプログラムもありますので、ぜひみなさんでご覧ください。(H)
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