国重要文化財で、県内最古の豪農の館・長谷川邸が再建されて今年で300年。地元越路地域の塚野山地区の住民のみなさんが中心となって企画した記念式典を開催しました。
敷地を埋め尽くす、地元住民や県内外からの大勢の来場者が見守る中、越路地域出身の漫画家・和月伸宏さん(写真右)が登場。
300年祭のために書き下ろした原画を長岡市に贈呈しました。
和月さんは「古き良きものには安心感があります。こうやって変わらず残っているものがある、そこから活力を見い出し次の世代へつないでいくことはすごく大事なことだと思います。この素晴らしい長谷川邸をみなさんで守っていただけるよう期待しています」と語りました。
実行委員長で塚野山区長の米山正榮さんは「長谷川邸の歴史は塚野山の歴史であり、長谷川邸あっての塚野山です。私たち住民たちの誇りです」と語り、11月まで毎月開催する記念事業をPRしました。
実は、急きょファンからのサインの求めに応じてくださった和月さん。何と1時間30分にも及びました。一人ひとり丁寧に応対する優しさに県外から駆け付けた多くのファンが感動していました。
夜はあいにくの雨に。そんな中での初のライトアップは、より幻想的に、館の美しさが際立っていました。土・日曜日のみ披露される「こしじ巴太鼓」。風情たっぷりに心地良い音色に観客は酔いしれていました。(M)
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